東京の浜松町にある「増上寺」
これ、私は「壇上寺・だんじょうじ」と読んでいたけど
どうやら「増上寺・ぞうじょうじ」が正解らしい。
「壇上寺」とググッても「増上寺」と出てくるから
混乱してしまいました。
どこで「壇上寺」だと思い込んでいたのかな・・? ^^;
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/c7/5f/j/t02200134_0800048613497359696.jpg?caw=800)
前回、東京タワーに行った時もそばを通り
たくさんのお地蔵様があるのを見たけれど
今回は一応ちゃんと見ようと行ってきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/06/ac/j/t02200285_0510066113497359694.jpg?caw=800)
これは、「増上寺」のサイトからの情報です。
安土桃山時代、徳川家康公が
関東の地を治めるようになってまもなく、
徳川家の菩提寺として増上寺が選ばれます。
1598年に、現在の芝の地に移転し、
江戸幕府の成立後には、家康公の手厚い保護もあり、
増上寺の寺運は大隆盛へと向かって行きました。
家康公は元和二年(1616年)
この増上寺にて葬儀を行うように
との遺言を残し、75歳で歿しました。
17世紀中頃の増上寺は、
25万坪の広大な寺有地に120以上のお堂、
100軒を越える学寮が甍ぶきの屋根を並べる、
とても大きな寺だったのです。
当時の増上寺には、三千人もの僧が
修行していたそうですよ!
すごい数ですね!!
しかしながら、江戸時代も終わって
明治初期には境内地が召し上げられたり、
1873年、1909年の二度の大火で
大殿他貴重なお堂が焼失。
1875年には浄土宗大本山に列せられたり、
大正期には焼失した大殿の再建も行われますが、
1945年の空襲でまたもや
伽藍、御霊屋のほとんどを焼失し、
明治大正時代の復興の営為を
一瞬の内に無に帰してしまいました。
終戦後、昭和二十七年(1952年)には仮本堂を設置し、
昭和四十六年(1971年)から
4年の歳月と35億円を費やして新大殿を建立して
今に至ります。
このようなお話しも知らないまま
増上寺を歩きまわりましたので、
その時は正直、小さなお寺だなと思ったのです。
でも、元々は違ったのですね!!
1945年の空襲でみんな焼けてしまったのですね!
悲しいことです。
境内を歩いている時、
1人の女性に声をかけられました。
「あなた独り? ならこれあげるわ。
私は時間がないから」
といって写真の徳川将軍家墓所の
チケットを手渡されました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/dd/ef/j/t02200148_0800053913497359695.jpg?caw=800)
お金をかけて見るつもりはなかったので
「ラッキー」くらいの感じでした。
で、その墓所に実際入ってみると
中はこのようにとっても狭くて
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/a3/53/j/t02200151_0716049213497360142.jpg?caw=800)
このような石で出来た石塔だけ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/81/61/j/t02200163_0704052213497360141.jpg?caw=800)
入場料は500円もするのに
「なんてしょぼいんだ」とその時は思ったんですよ。
でも、戦火で焼けてしまう前の旧徳川家霊廟は
ものすごく壮麗なものだったそうです。
その写真は残っていまして
この墓所の中で写真で見ることが出来ます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/cd/e4/j/t02200159_0800057713497367221.jpg?caw=800)
みんなものすごく立派です、
燃えてしまったなんて・・、見たかった!
アメリカはなんてことをしてくれたんでしょうね!!
戦争だから仕方ない、と思っていたけど
こういうのを目の当たりに見るとやはり
心穏やかではいられませんね・・。
お寺の敷地の東側に
たくさんのお地蔵様が並んでいます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/3e/0b/j/t02200153_0800055613497359698.jpg?caw=800)
赤い「おべべ」や「ぼうし」を着せてもらっているもの
苔が帽子になっているお地蔵様もいますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151129/14/runner-shoko/85/c5/j/t02200151_0775053313497359697.jpg?caw=800)
ここのお地蔵様は表情がとっても優しいです。