四十を越えた1月から3月 妻に先立たれた父の物忘れが進んでいることを気にして テレワークをしながら父と同居することを決めた僕
恋人との別れや 車が凹む被害など 気持ちが下がるエピソードはあるものの 静かに物語は進んでいく
途中 15歳と 22歳の頃にワープして 節目となる時期の自分の有り様やその時の父との関係を振り返る場面が挿入され 今へのつながりが明らかになる
館山に戻ってからの 旧友や 新たな人との繋がりで なんとか父を支えていく決意を固めていく僕
男子は なかなか男親と 親しく話したりはしなかったりする傾向は 自分にも当てはまり 老ていく父と自分との立場が逆転していくことに なんとも言えない寂しさを感じたことを思い出す
物語が静かに進んでいくだけに そうした感情が
沸々とわきつつ 父子の先々に小さな幸せがあらんことを願ってやまない
そう言えば 小野寺さんの本 必ず高杉千明さんていう方のイラストだなあ と気づきました
