52ヘルツのクジラたち で本屋大賞を受賞した
町田さん
弱者に光を当てて人間模様を描き続ける作品は
なかなか好感が持てます
ところが本作は いきなり山中で白骨死体が発見
地元に帰りタウン誌のライターをしている飯塚みちるの視点で 物語は進行していく
みちるは 東京で記者として働いていたが
ある中学校でのいじめ事件にのめり込んで取材をしたのは 自身のいじめの体験からだった
その記事の取り上げ方をめぐる失敗から 故郷へ戻タウン誌に逃げていたが この事件の取材を進めていくことで 記者としてやり直していこうとする
そんな取材の中で 新たな死体を発見してしまう
いじめやジェンダーマイノリティなど 弱い立場への視線は変わらずお話にの中心に置きつつ 少々ハラハラする 真相究明の取材のゆくえに ぐいぐい引き込まれる
小中学の頃のアマリリス会という名の 女子会の思い出が 人と人との関わりを再接続させて 広げていく終盤 少し光を見たような気持ちになりました
