和田さんの本はなんと のぼうの城以来
骨太でグイグイ惹きつけられる時代劇
今回は
丹後地方の覇権をめぐる
一色五郎と長岡(細川)忠興のせめぎ合いを描くもの
折しも世は 将軍足利義昭 織田信長 そしてその信長を本能寺で討ち果たした明智光秀 それぞれとどう結ぶかで 自分たちの命運が変わってしまう
舵取りの難しい乱世
その中で 一色五郎は その類い稀な二刀流の武術と 人を惹きつけてやまないキャラクターで忠興の敵愾心を刺激し続けた それはジェラシーとも受け取れるほど
終盤の 2人のやりとりは もう胃の辺りがモゾモゾ ぞわぞわ なんともいえぬ緊張感
そして五郎の最後のつぶやきに 愕然とする忠興
私は 学生時代が終わってもしばらく京都におり、京都府庁の生協でバイトをしていた そこでは月一ペースで 府下の行政施設へ 購入してもらったものの配達に行ったので 宮津 与謝 丹後の辺りの地理が懐かしく思い出された
表紙の上巻は 一色五郎
下巻は長岡忠興なのだろう
これは 映画化してほしいなあ
