救急医として兵庫市民病院に務める武田航
ある日運ばれてきた心肺停止の患者は なんと
自分と瓜二つであった
これは たまたまそっくりというレベルではない
武田航は 自身の母子手帳を手掛かりに 生島リブラクリニックに辿り着く
ところが 面会のアポをとったにもかかわらず 医員院長 生島京子は 密室で死体となって発見される 自殺なのか他殺なのか そして航の出生をめぐる真実は?
鮎川哲也賞を受賞した本作の作者 山口未桜氏は
小説家を諦め 医学の道に進んだが 出産を機に再び夢を追い求めて 本作をものにした
得意分野である医療系の記述の正確さとミステリーが合わさっている
