近未来 事故死した母は 合法化された自由死を希望していた
VFバーチャルフィギュアで母を作り 自由死を希望した母の本心を探ろうとする
社会を分断するまでの経済的な格差
外国人労働者問題
障害者問題
性の商品化と性暴力
きちんと社会的メッセージを発信し続ける作者らしく 社会的な問題をきっちり描いて お話をふくらませ 現実味を加えている
近未来にこんなに分断されて ズタズタにされることへの恐怖を感じる その孤独と戦えるのだろうか
自分も亡き母の リアルな夢を見ることがあり
バーチャルでも 母と何気ない世間話や いまだにこんな酷い世の中なんだぜ なんて話をしてみたくなる
ある男 以来久しぶりの平野さんでしたが
いろいろなことを考えさせられる一冊でした
映画化の予定があるそうで
そちらも楽しみにしています
