本書は、東京のスリバチ状の地形を地理、地質、歴史を考察しつつ観察的散歩したまとめである
NHK ブラタモリでも 地形の傾斜や窪地に注目した企画がいくつもあった
わたしも生まれてから18年東京で過ごしたが、移動に最も使ったのが地下鉄だったから、ポイントからポイントへ ワープしていたようなもので、街のつながりがよくわからなかった。
おじさんになり町歩きと称して散歩しながら食べたり飲んだりする中で、東京の坂の多さを感じていた。
本書では、画像、断面図、3D地図などをふんだんにつかいながらエリアごとにスリバチの様子を伝えてくれる。
そして「スリバチ状の低地には低層高密度な街並みが形成される」という法則を紹介しているが、そこに著者の下町に対する暖かいまなざしを感じた。
こんな視点で東京を歩いてみると楽しいだろうと感じさせてくれる本だった。
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