ずっと放置状態だったこのブログ。
ほとんどの記事は別のブログに書いてあるので、ここ
は空き家みたいになっています。
そう言えば、後1ヶ月足らずで大震災から1年が経過し
ますね。被災地の方からすれば、言葉にならない1年
だったと思います。あるいは、1年を待たずにこの世を
去った人もいた事でしょう。
人の運命と言うのは、分かるようでいて分からないもの。
しかし、妙なもので「予兆」と言うのはあったりします。
報道されているのを見聞きして驚きましたが、文部科学
省にある地震調査委員会事務局が、電力会社に擦り寄
る形で文書を修正しようとしていた事が明るみとなりまし
た。それも大津波に関する内容です。それから8日後に
あの大震災が起こりました。
作成中の報告書は、宮城県などを襲った貞観地震津波
(869年)のケースを新たに含んだ内容となっており、
地震の「長期評価」を見直そうと言うもの。今後、貞観地
震と同規模の地震が繰り返し起きる可能性について記さ
れていました。
しかし、電力会社の方は地元対策に影響する事を恐れた
らしく、表現の見直しを求めて「貞観地震が繰り返している
と誤解されないようにしてほしい」と注文。それに事務局側
が擦り寄る形で修正される予定だったようです。
ところが、まさかの大地震と大津波。挙句に福島原発での
信じがたい事故へと続き、今までの災害対策が有名無実
と化していた事が分かって来ました。
国際原子力機関のIAEAも、日本で起きている原発事故
に半ば呆れ気味だそうですね。東海村で起きた事故も
そうですし、数年おきに起きている原発問題に真摯に取
り組むべきだと提言しているとか。
電力利権と言う言葉が世間に広まって久しいですが、
電力会社と言うのは出入りの業者に取って支払いの
良さで美味しい商売相手なんだそうです。民間会社が
値切りに徹して取引業者を苛め抜くのに対し、電力会社
はそこまで厳しくなかったとか。
結果的に電力会社は大きな失敗をし、誰もがその責任
を負わないまま1年が過ぎ去ろうとしています。減給や
引責と言ったものでは、人々の恨みは消えません。
東電の元社長一人だけが悪いのではありませんが、
何らかの責め苦を受けないまま時だけが流れるよう
では、この先何度でも同じ過ちを繰り返すのではない
でしょうか。
一罰百戒と申します。やはり、権限を持つ者の責任は
決して軽くないと思います。