もう50代、でも終わりじゃない、ここからが本当の楽しみ!

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マラソンランナーKATSUのオフィシャルブログ2(仮)へようこそ。マラソン大会・トレイルレースの結果報告やランニング、トレイルラン、山登り、日記、猫やペットとの暮らし、神社仏閣、陵墓など。

今回の大峯早駆ルートは日本百名山・近畿最高峰の八経ヶ岳、山上ヶ岳にある大峯山寺、大峯奥駆道の一部などを通過する超贅沢なものとなっております。

 

修験道の修行の道なので行場があり険しい区間もありますので、足を滑らせたら滑落してしまう場所なんていくらでもあります。

 

そんな過酷で危険な場所ほど魅力があるというもの!ってなわけでもなく普通に怖いです笑

 

シュピさんは今回が初めてとなる大峯早駆けなので、経験者の僕が過去の記憶を掘り起こして現地までの道中でお伝えするのですが、前回の記憶が超絶美化されていて苦しかった思い出が一切ない。

 

とにかく素晴らしくステキであることだけを伝えまくっておきました!

 

大峯山寺への石段を登る登山者

 

2026年5月24日(日)

【メンバー】シュピーレン陸上部/KATSU

【天候】曇りのち雨のち曇りのち晴れ

【ルート】

観音峰登山口休憩所駐車場→観音峰登山口→洞川温泉→母公堂→大橋茶屋→女人結界門→一本松茶屋→洞辻茶屋→和漢胃腸薬 陀羅尼助丸 松谷清造本舗 山上店→鐘掛岩→西ノ覗岩→大峰山寺→山上ヶ岳1719→小笹ノ宿避難小屋→明王ヶ岳1569→大普賢岳1780→弥勒岳1687→七曜岳1584→行者還岳1547→行者還避難小屋→一ノ垰→弁天ノ森1600→聖宝ノ宿跡→弥山1895→弥山神社→弥山1895→八経ヶ岳1915→細尾山1730→日裏山→1725→栃尾辻→川合登山口→みたらい渓谷→観音峰登山口休憩所駐車場

【距離】47.36km(COROS)

大峯山寺でGPSロストのため1.5km~2kmほど長め、実際は45kmほど。

【時間】12時間04分44秒(全ての行動含む)

大峯早駆ルートの標高・累積標高グラフ

【累積上昇/累積下降高度】2855m/2857m(COROS)

 

先週の氷ノ山へは2時起きの4時出発でしたが、今回は更に早い1時過ぎ起きの3時出発です。

 

早めに夕食を済ませ床に着くも寝れるわけがなく、娘が帰宅後に「宇宙兄弟」を観始めまして、日々人が月面で事故に遭い酸素がなくなって命がつきる瞬間、亡きブライアンが「助けてやろうか?ヒビト、大先輩ブライアン・Jがわざわざ来てやったぞ。」なんてシーンですよ!

 

お目目ギラギラお涙頂戴に興奮して眠りにつけるわけがありませんw

 

以前、大先輩のし~やんさんが言っておられました。

 

「日頃からしっかり睡眠をとれていたら1晩くらい寝れなくても大丈夫」と。

 

うんうん!そういうこと。

 

普段から睡眠浅いわぁ~w

 

ってなことで現地に到着!

 

この時季の良いところは、まだ5時前にもかかわらず既に明るくライトの必要がないこと。

 

そんな感じで4時50分スタート!

 

シュピさんのカメラも眼呆けていたのかピンボケ気味ですね笑

 

大峯早駆スタート、笑顔の二人

 

まずはロードを進み、みたらい遊歩道よりトレイルに入ります。といってもわずかな区間だけ。

 

このルートは水の確保が難しいこともあり、この日は600ml×2・540ml×2・ハイドレーション1L以上を背負っているためにめちゃくちゃ重いです。

 

みたらい遊歩道入口の標識とランナー

 

大峯山寺への登山道、森と石垣

 

森の中の木道を走るランナー

 

トレイルを抜けた先は早朝で静まり返っている洞川温泉街。

 

洞川温泉と大峯山提灯

 

ここを訪れるのも何度目かになりますが、この雰囲気も変わらずに好きなんですよね。

 

洞川温泉街の風情ある街並み

 

温泉街を抜けてからもしばらく上り基調のロードをジョグで進み、山上ヶ岳登山道にある女人結界門を目指します。

 

女人結界門までの道路沿いには、ごろごろ水・五代松鍾乳洞・母公堂・大橋茶屋などがあります。

 

その道中に現れる立派な建物は修験節律根本道場 大峯蛇之倉七尾山。

 

大峯蛇之倉七尾山・修験道場

 

役行者による大峯山修行の起源となった山岳宗教発祥の霊山とのことです。※この門以降は撮影禁止

 

大峯山寺の木造建築と階段

 

こちらは標高1400mの山を往復3時間ほどかけて登るようで、女人禁制の山上ヶ岳に対して女性でも登拝ができるそうです。

 

「せっかくなので参拝してきたら」とシュピさんに言っていただき階段を上りますと立派な本殿?本堂?があり女性の方が挨拶をしてくださいました。

 

続いて母公堂、役行者が母親のために建てた庵。

 

女人結界門:女人禁制の象徴

 

大峯山寺 母公堂の赤い建物

 

この先から女人禁制なのは、母が自分の後を追わないようにと思う心から女人入山禁止の結界門を建てたのであって決して女性差別的なことではありません。

 

こちらでも御朱印をいただきたかったのですが、さすがに早朝ですので無理ですね。

 

大橋茶屋から見る空と山は天候に問題がないように思えますが、この後急変します笑

 

大峯山 大橋茶屋と雲海、山並み

 

さぁ、ここからは長い長い時間をかけて山の中を進んでいくことになりますので気持ちを集中させていきましょう。

 

当然のことながら、熊さん注意の特大看板が嫌でも目に入ってきます笑

 

熊出没注意の看板と橋、木々

 

女人結界門

 

女人結界門と石碑、杉林

 

女人結界門と深遠な森

 

女人禁制の女人結界門と大峯山寺の案内板

 

誰もいない静かな山の中を登っていると、遠くから法螺貝の音が聞こえてきて修行の場にいるのだなと心が引き締まる感覚をおぼえました。

 

大峯早駆ルートの登山道、緑深い森の中を歩く人

 

しばらくして修験者の方々とすれ違います。

 

大峯山での挨拶は「よう、お参り」と言葉を交わします。

 

京都の愛宕山 千日詣りの「おのぼりやす」「おくだりやす」みたいな感じでしょうか。

 

先ほどの空模様では晴れてくるのかな?なんて雰囲気もありましたが早速雨が降り始めてきました。

 

雨の山も幻想的で好きではありますが、今回のような難易度の高い山行の場合はちょっと遠慮したいですよね笑

 

と言っても、水場がほぼないので暑くなるよりはありがたいことはありがたい。

 

大峯奥駆道、緑深い森の登山道

 

しばらく登って行きますと、何件かの茶屋を通過することになります。

 

この茶屋の雰囲気が大好きで、もう1度訪れたいと願っていたくらいでしたので感動ものでした。

 

大峯山寺の山小屋に掲げられた旗

 

大峯奥駆道の標識

 

大峯奥駈道・山上ヶ岳・洞川方面の案内標識

 

洞辻茶屋

 

大峯山寺 洞辻茶屋の建物

 

茶屋のシャッターとメニュー板

 

大峯山寺の内部、畳敷きの休憩所

 

洞辻茶屋では修験者の方もおられ、せっかくなので腰を下ろし補給をします。

 

他の山では感じることのないこの雰囲気がお気に入りです。

 

補給を済ませて外に出ると、結構激しい雨風だけではなく気温が一気に低下しているではありませんか。

 

大峯早駆ルートの緑豊かな山道

 

暑くなるよりはマシだと言ったけどここまで気温が下がるとは笑

 

これはさすがに上着が必要だと再度茶屋に入って雨具を羽織りました。

 

茶屋を出たところにお不動さん

 

不動明王像(八経ヶ岳)

 

洞辻茶屋から少し先にある、和漢胃腸薬 陀羅尼助丸 松谷清造本舗 山上店。

 

大峯山寺へ向かう登山者、石畳の道

 

大峯山寺に奉納された多数のタオル

 

修行僧が歩く霊山の大峯山寺

 

大峯山寺への道、石碑と緑の山道

 

ここから少し先へ進むと2つのルートがあり、左側が古来よりの行者道で右側が平成新道となっています。

 

進むのは行者道の方で階段や鎖場や岩場が次々に現れ楽しくなってきました!

 

大峯早駆ルートを階段で登るランナー

 

ただ、雨で濡れて滑るので細心の注意が必要。

 

大峯山寺への登山道、緑豊かな山道

 

鎖場も何度もあり、もっと険しいものもありますが撮影はしていられません笑

 

鎖場を登る登山者

 

一瞬、雨が止んで晴れ間が見え最高の景色が望めました。

 

霧に包まれた緑の山々の絶景

 

ピンクの花と緑の葉

 

行場の1つである鐘掛岩

 

険しい岩場の登山道、空と雲

 

前回は最後の鎖まで登ったものの、どうやって鎖を掴めばよいのかが分からず断念して下りてきましたので今回は再挑戦!なんてことはしません笑

 

シュピさんに鎖のある場所を説明していると、洞辻茶屋で出会った修験者さんが登っていくとのこと。

 

普段は修行をされている方に撮影をしてもよいかなどと絶対に聞くようなことなどしませんが、あまりの衝撃に思わず聞いてしまって、でも快く了承してくださいました。

 

険しい岩場を登る修験者

 

険しい岩場を登る登山者2人

 

修験者さん曰く、足を置く場所や鎖を持つ順番などコツさえつかめば登れるとのことですが、下から見ている限りでは恐ろしすぎですね笑

 

実際に見るとめちゃくちゃカッコイイですよ!

 

びびった初老2人(特に高所が苦手なシュピさんw)は危険場所から逃れようと先へと急ぎます。

 

安全地帯まで避難しろ~って足元は全然安全じゃない。

 

大峯山寺への急峻な岩場を歩く登山者

 

女人結界門へ向かう登山者

 

ところが次に着いた場所は更なる行場です笑

 

西の覗、有名な行場なのでご存知の方も多いかと。

 

西ノ覗岩と行場群

 

命綱を体に縛って頭からこの崖に吊るされるやつですね!

 

断崖絶壁からの緑豊かな山の眺め

 

これは一般の方でも体験できるもので、数年前に知り合いも参加していました。

 

先人達の問いかけに「はい!」と答えるまで吊るされ問いかけられるという過酷極まりない修行です。

 

「お酒をやめれるか?」

 

「いいえ!」

 

「女性好きをやめれるか?」

 

「いいえ!」

 

「ランシューを買うのをひかえるか?」

 

「いいえ!」

 

あらやだ、僕では引き上げてもらえないどころか落とされてしまうかもしれませんねwww

 

手前でしか撮影させてくれない高所恐怖症のシュピさん笑

 

八経ヶ岳に立つ登山者、サムズアップ

 

一方、先端で下を見においでよ~と大満足な僕です!

 

登山者が険しい岩場で指示している

 

大峯早駆、険しい岩場を登る登山者

 

霧に包まれた断崖絶壁の山岳風景

 

西の覗きまでくると山上ヶ岳(大峯山寺)まではあと少し。

 

大峯山寺の近くにはたくさんの宿坊があります。

 

大峯山寺の建物と青空

 

こんなにも高い場所にどうやって建てたのでしょうね。

 

山門に到着する頃には雨は止み、靄の中から太陽の光が輝き差し込んできました。

 

「これは歓迎されている!」と勝手に解釈して感動しています笑

 

大峯山寺への石段と鳥居

 

大峯山寺への石段と苔むした石畳

 

大峯山寺への石段を登るトレイルランナー

 

大峯山 山上ヶ岳の山頂に建つ大峯山寺、蔵王権現を祀る修験道の寺院。

 

大峯山寺の荘厳な本堂と霧の風景

 

スタートしてから12kmほどなので序盤ではありますが、今回の大峯早駆で僕が1番訪れたかった場所です。

 

ここで御朱印をいただくことが叶えたい願いの1つでした。

 

というのも、5月3日に戸開式(とあけしき)があって9月23日に戸閉式(とじめしき)で誰もいなくなってしまうため期間限定となるんですね。

 

時間的に少し早かったこともあり御朱印をいただけるのか不安になりながら本堂の中へ。

 

まずはお参りをします。

 

僕以外には修験者さん2人とお寺の方2人しかおらず、暗く静まり返った空間。

 

かと言って寂しく怖いわけでもなく、とても落ち着ける雰囲気です。

 

お参りが済み、御朱印がいただけるのか聞いてみることに。

 

「おはようございます。朝早くから申し訳ないのですが、御朱印をいただくことはできますでしょうか?」

 

恐る恐る尋ねる僕に対して優しい口調で、

 

「開いているのに書かないなんてことは言いませんよ」

 

と答えていただきました。

 

早速準備をしまして御朱印帳を渡し書いていただきます。

 

書きながら、ふと思い出したかのように「そっか、普通は8時とか時間があるのか」と。

 

そうなんですよね、多くは朝の決まった時間にならないと書いていただけないので大峯山寺でも時間があったらどうしようかと不安だったんですよ笑

 

そのような会話をしていますと、「ここまで苦労して登ってこられたのだから書かないわけがないです」と仰ってくださいました。

 

大峯山寺の御朱印

 

大峯山寺の御朱印、筆文字

 

やっとのことで願いが叶いました。

 

茶屋と大峯山寺、今回の僕の山行はこれで終了といっても過言ではない!

 

まだ残り33kmもあるけど笑

 

ってなことで、残りは次回でお伝えしようと思います(多分)。

 

ここまでで十分に魅力は伝わったかなと。

 

山上ヶ岳山頂

 

山上ヶ岳山頂とお花畑

 

霧深い山林と枯れ木

 

八経ヶ岳、霧と笹の登山道

 

お花畑とありますが、まわりは笹だらけです。

 

それではみなさんhave a nice day!!

 

 

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