朝一に紹介状を持って公立病院の血液内科に。

公立病院は外来患者が多く、待たされることが多いのですが紹介状を持っていたおかげでスムーズに診察室へ。

血液内科専門の先生は紹介状と問診で「精密検査をしないと分かりませんが入院の確率が極めて高いですね。採血をしましょう。」との回答。

「えっ、入院?」
今まで重い病気じゃないと思っていた私も、その言葉を聞いて動揺しました。

採血では腕から採るいつもの方法に加え、耳たぶに針を刺して出血させ、その血が止まるまでの時間を計る検査もしました。

その検査中、「shigeさん、診察室へ」との声が。
担当ナースの人が「まだ止血してないのでもう少し待って下さい。」発言。
血小板は止血する役割があり血が止まりにくいということは血小板に異常があることは想像がつきました。

10分程度でようやく止血して再び診察室へ行くと「骨髄の検査をしましょう。骨髄穿刺といって腰骨から骨髄液を採取して造血の状態を見ます。麻酔をしますが痛いですので頑張ってください。
あと血液検査の結果次第ですが所見からして血小板の輸血をする必要性があるので後ほど同意書を書いてください」との指示が。」

「骨髄穿刺?輸血?」何だか大変な事になりそうだなぁ」
不安を抱えながら検査室へ行くと「では、うつ伏せになって下さい。今から局所麻酔をして腰骨から骨髄液を採取します。痛いですが頑張って下さい」と腰に麻酔がされ、私は「麻酔をしたから大丈夫だよね」と思っていましたが、髄液採取に使用する針(鉛筆の芯ほど)が骨に刺さると激痛が走りました。
人生最大の痛みで、身体が反り返ってしまいました。

しばらくして先生がやってきて「血液検査の結果、血小板の数値が13000でした。20000を切ると脳出血など命に関わる危険性があるので今から血小板の輸血をします。あとご家族を含めて後ほどお話をそます」と言われ私は輸血の同意書をかき、家族に連絡。

家族を含めての話…
不安が強くなりスマホで現在の症状から病気を検索。紫斑病、再生不良性貧血、血小板減少症…。様々な検索結果が。

検索するほど不安が強くなり耐えかねた私は、「いくら検索して想像しても事実は変わらないから、診断結果を待とう」とスマホをバッグに入れて気持ちを切り替えることにしました。

夕方になり、家族と一緒に診察室に呼ばれました。
緊張の中、先生から「骨髄検査の結果、骨髄で血液が作られていないようです。また、正常では見られない細胞が増殖しています。詳しい診断は数週間の期間が必要ですが、急性白血病という病気で間違いないでしょう。
早急に治療する必要があるので明日、大学病院へ転院して頂きます。」と言われました。

急性白血病…皆さんは、この言葉から何を想像しますか?
ドラマや映画で白血病のことが放映されたり、芸能人で白血病を発症した人がいました。

私は医療関係の仕事をしていますが、白血病のことは詳しく知りませんでした。知らされた事実…不安な表情を浮かべる家族。

そんな中、不思議と私は不安が大きくなることはありませんでした。むしろ事実が分かり治療ができることで、安心感すら芽生えました。
一方、家族は動揺を隠しきれずにいました。

明日から大学病院での治療頑張ります!