官能小説 グッド・ジョブ 媚薬 花達の復讐 39 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

「なるほど。それで今でもホストに」

「うん、つぎ込んでいる。うふふ」

「ホスト遊び止めればいいのに・・・」

「はい、止めさせてください」

菜奈は亮に抱きついてキスをすると

「これこれ、こらなら私の男狂い治せる」

「簡単ですね」


「私、先天的な不感症なので治してくれる男性を探しているの」

「なるほどそれを治すためには」

亮はどんな薬を治していいか考えた

「じゃあ、ホストクラブ通いが止まったらこの仕事辞めますか?」

「ううん、お金を貯めたい」

「貯めてエステサロンを開きたい?」

「そうよ、分かります?」

「ええ、肉体労働は苦じゃないはずですから」

「うふふ、その通りです」

「その時はお手伝いします」

「ありがとうあなたが傍にいてくれるなら、ホストクラブは止めるわ」

「分かりました、約束します」

「じゃあ、今度食事をしながらね」

「はい」

亮はまた瓶詰めのカプセルを渡した


そこへ一恵がからの電話が鳴った

「亮さん大変な事が起きました」

「どうしました?」

亮はデザイナーが到着しなかったじゃないかと不安になった

「到着したのがデザイナーとジャネットと

ブルックとブルックのお父さんの四人なんです」


亮はまったく意味がわからなかった。以前ブルックから聞いていた話では

二年前ブルックの両親は交通事故で死んだはずだった

「とりあえず大型タクシーでホテルに向っています」

「分かりました、僕もホテルへ向います。ホテルの部屋の予約は?」

「はい、手配中です」

「さすが年収五百万円」

「えっ?」

「いいえ、こちらへ来る途中に事情を聞いておいてください」

「はい、分かりました」

亮は猪狩と話をしてゴールドを出た



一時間後ホテルのロビーで待つ亮の元に五人がやってくると

「亮!!」

ジャネットとブルックが次々に亮に抱きついた

「元気でした?」

亮が二人にやさしく聞くと

「うん」

ジャネットは笑顔で答えると

ブルックは大きな男を亮に紹介した

「私のパパです」

「始めましてブルーノ・ジャックマンです」

「アキラ・ダンです」


ブルーノは亮に握手を求め握手をすると物凄い力で亮の手を握った

「痛ててて・・」

亮は痛みで体をよじると

「ブルック、両親は死んだんじゃ?」

「父に歌手になるのを反対されて死んだと言ってしまって、ごめんなさい」

「仲直りしたんですね。それは良かった」

「ジャックマンさんはアメリカのトレーニングジムのチェーン、

 マッスルカーブの社長さんです」

一恵はジャックマンの紹介をすると

「あっ、マッスルカーブ知っています。僕もボストンで行きました」

「そうですか。ありがとう」

ジャックマンは亮の体を触り突然亮の顔を目掛けて力いっぱい

殴りかかった亮はそのパンチを避けジャックマンの後に付いた

「何するの!パパ」

ブルックはジャックマンに向って怒ると

「あはは、私の負けだ。ダンの手が私の肝臓に当たっている」

「いいえ」

「ダン、格闘技をやっているのか?」

「はい、カンフーを少々」

「気に入った、君のジムのデザイン私達にやらせてくれ」

「ありがとうございます」


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