先日、殺害された大学教授は40ヶ所の刺し傷があった
40回人を刺すということは完全に殺意を持っている事になる
人間は人を傷つけると逃避しようとする
それは、罪悪感と言うよりも傷つけた相手が
追いかけてくる恐怖心が湧き上がってくるのだ
つまり、弱いもの(たとえば女性)ほど相手の息の根が止まるまで
その行為に及ぶ、完全に死ねば追ってこないからだ
さて、殺意はどれくらい続くのだろうか?
強盗は逃亡のための殺意であり
喧嘩の上での殺意は発作的なもであり
大変短い時間である
人間の記憶は薄れるものである
一晩寝るだけですべての感情が薄れる
愛情も殺意も敵意もだ
たとえば、愛情は愛する対象物と会う度にその記憶が戻る
殺意においては、殺人を犯すほどの敵意、殺意はその対象物と
毎日遭遇する事によって継続的に殺意が続いている事になる
40ヶ所を包丁では到底手が痛くて出来ないので
凶器はナイフであるがヒルトと言う指を守る部分が付いている
それでも人を刺すと
必ず利き腕の人差し指を怪我する
犯人は指を怪我しているのだ
そして、返り血を浴びている
世の中に異常者が増えている中
こんな論理も通じない世の中だが
一刻も早く犯人が捕まることを祈る
そして、高窪教授のご冥福を祈ります