亮はうれしそうに笑って
社長室を出ると
5階のスタジオGに行った
「お待たせしました」
亮は理恵のところへ向かうと
「どう?」
「いっぱい選んじゃった」
「あはは、良かった」
あすかは後ろから微笑んで
「理恵さん可愛くなったわね」
亮に囁くと
「あすかさんこそ綺麗になった」
「えっ?ありがとう」
あすかはうれしそうに顔を赤くした
「理恵さん、お母さんは?」
「まだ」
「そうか、今日はありがとう」
「なに?」
「おじいさんの伝言」
「あっ、そうだった」
「そうだ、僕たちも宝石売り場に行きましょう。プレゼントします」
「本当、うれしい」
理恵は亮に抱きついた
亮は内村親子と食事をし
部屋に戻ると
すぐに直子が来た
「ああ、久しぶりこの部屋、ちょっと汚いけど・・・・」
「あはは、今度掃除するよ。でも隣のファクトリーは綺麗ですよ」