四万十ウルトラマラソン ②
スタートしての滑り出しは、まずまず。
10kmまでのタイムが、どれくらいで走れるかできまる。
と考えていた。
体調を確認しながら走った。
『このペースなら1時間は切れる』感じだった。
10km地点でラップをとる。昨年より少し早い。
『よしよし、この調子で20km地点までは60分以内で』
と考えながら走った。
この大会の最大の難所でもあるが、ゆっくり登り始める。
斜度が上がるにつれて、疲れが出始めた。
抜かれることも多くなった。しかし、『人との競争ではない』と
常に言い聞かせた。
頂上のエイドに着いたときには、かなり疲れていた。
ここで、おにぎりとバナナを摂った。
ここから下るので、楽にはなる。そう思いながらペースを上げた。
一気に下ろうと考えていた。抜かれることもなく、抜くことが多い。
気持ち良く下ることが出来た。
四万十川に出てからも思いの外、同じようなペースで走る事が出来た。
50kmまでは、60分を切るようにすれば『サブ10』の可能性が
出てくる。そんなことを課題にしながら40kmを過ぎた。
まずまずだ。しかし、ここからが悪かった。
感覚では『ガクッとペースが落ちた』と言う感じだった。
『まずい』と思いながら、自分を励ました。
沈下橋を越えても、一向にペースを戻すことが出来ない。
むしろ、落ちる一方と言った感じだった。
二つ目の登りにさしかかった。
ここは、いつもコンビネーションランで乗り切るようにしている。
だから、今回もそのようにした。
歩みは止めないが、歩くと呼吸が荒くなって休みたくなる。
そこを我慢しながら、頂上を目指した。
『ここは、いつも以上に時間を食ったな』
下りは、まずまず走れた。
下ったところで知人が待っていてくれた。
ペースを上げようにも上がらない自分に腹を立てながらも
必死で進んだ。
やっと、レストステーションにたどり着いた。
やっと、たどり着いたといった感じで、疲れていた。
ここには何も今回初めて置かなかった。
だから、おにぎりとバナナを食べてすぐに出た。
二つ目の沈下橋を渡る前で女房が待っていた。
沈下橋を渡って、ゆるい登りのところに
コーラを出している施設エイドがあった。
『コーラ頂けますか』と言うと
『どうぞ』と言ってくれたので、有り難く一杯頂いた。
60kmを過ぎてからは、60分を切ることが出来ない
状態だったので、『70分以内では走っておこう』
と決めた。
だから、常にラップを気にしながら走った。
レストステーションを過ぎるとコースは道幅も大きくなり、
日陰がなくなるので、ここからが勝負なのだ。
70km、80km、90kmと距離を進んだ。
70kmからは、少し回復してきて走れだした。
だから、抜かれることも少なく追いつくことが多くなった。
『よしよし、この調子なら・・・・』と思いながら90km地点へ。
つづく





