第18回クラブウルトラ 完走記②
須崎の『かわうその里』で、給水して登りにかかった。
短い登りだがペースが落ちる。
ここで竹平に追いついた。その先にまた誰かの後ろ姿。
近づくと森田さんの奥さんだ。
12時にスタートしてここまで来ていたのだ。
大したものだ。『この調子で頑張って下さい』と声をかけた。
『さすが先生、早いですね。先生に抜かれて良かった』と言ってくれた。
安和海岸を下って、焼坂にかかる。ここも少しだけ急だが
大した距離ではない。意外と短く感じた。
そして下り出す。この時が右膝が痛む。絶対無理はしない。
久礼のガソリンスタンドを通り過ぎるときに声がかかった。
『先生』スピードを緩めて振り返った。そして、
『誰やろ』と返事すると『金子です。どこまで行かれるんですか?』
『窪川まで』『頑張って下さい』『ありがとう』と言って走った。
自分としては覚えていなかったが、声をかけてくれることが嬉しかった。
元気が出たところで、最大難所の久礼坂に挑む。
意外に急坂やし、6.5kmもある。
ここさえ越えれば、ゴールが見える。
かなりペースダウンはしたが、遅くても確実に走って登る。
途中、クラスの家族が声をかけてくれた。そして、スポーツ飲料も
差し入れしてくれた。こんな事が疲れを癒やしてくれる。
遅かったが、1時間を切って登ることが出来た。
私の前には一人だけOBが走っている。
この久礼坂では追いつけるだろうと思っていた。
ところが影も形も見えない状態だ。聞くと
『20分くらい先に元気に行きましたよ』と言うではないか。
歩いたり走ったりしていれば最後には追いつけるかもしれない。
と、微かな望みを抱いて仁井田をかけた。
忘れていたが、もう一人12時に走り出した人が居た。
辻さんだ。追いついたのは、この仁井田だった。
家族総出でサポートしていた。
素晴らしいことだ。家族の絆が強くなったことだろう。
つづく















