2017年10月下旬、3か月間だましだまし共存共栄してきた腰痛がついにクーデターを決行した。
仕事に行こうとしても歩けず、転がるように車に乗り込み、痛みと激闘を繰り広げながら整形外科へ。
…診断は椎間板ヘルニア。
完治するには手術だが、昨今は限界に達するまでは保存療法が主流らしい。
保存とくれば鎮痛である。

ブロック注射に加えて鎮痛剤3倍だ~~!
そして一つわかったことがある。
どんなに痛くても…
マスクした看護師さんは例外無く美人に見える。
…そして鎮痛の静かなる嵐の中、必死に帰宅して寝たきり生活が始まった。

…ずっと天井を見ていた。



ずっと寝たきりで天井を見ているとたびたび女の顔が浮かび上がってくるので困っている。

彼女の名前は…
「あまいさん」
君が今までずっと近くにいてくれたのに気づかなくてごめん。
2日目でわかったんだ、君が大切な人だってことが。
今なら大きな声で言える。
大好きだ!天井さん!
暇だし手は動くので、あらためて天井さんの絵を描いてみる。

いや、もっとリアリティがあるな。

いやいやこんなもんじゃない。

あまいさん…そろそろ君に飽きてきたよ…
丸2日寝たきりだったが、世の中は想像以上にスムーズに流れていた。
自分がいなくても問題が無いということは自分以外が優秀だと言う証である。
自分がいないことで問題が起きたとしたら自分が優秀だと言う証である。
どちらにしてもこの世界はとても優秀で素晴らしい。
残る問題は寝たきりで三食きちんと食べ続ける私の体重だけだ。

ずーっと寝ててもどうにもなんねぇ!
いつまでも寝ているとホントにいらない人になってしまうので少し歩いてみた。
…私の心は不安と悲しみに覆われた。

きっと、怪我して変身できなくなったMACのモロボシダンもこんな気持ちだったに違いない。
…てなわけで、当面過ぎ去りし日の椎間板ヘルニア闘病記が続くと思うので覚悟してくれ。
じゃまた。