夏も近づく5月21日、早起きしたので何だかpetit旅に出たくなった。
しかし、旅にはミッションが必要だ。
(行先は重要ではない。)
私が自分に課したミッションは…
「旅先の陽光の中で塩むすびを食べること」だ。
となると、塩むすびを作らねばならぬ。
幸い時刻はまだ七時台。
ドテキトーに米を研ぎ、炊飯器スイッチオン!
…ジローがキカイダーになるよりはだいぶ時間がかかったが、炊けた炊けた。
早速にぎろう。
炊き立ての飯は熱い!
しかし負けてはおれん、両手に軽い火傷を負いながらもにぎり切ったぞ!
その上、焼いたぞ!!

出でよ神龍!
…1個足りんぞ!
ちょっと、球形が過ぎ、その上思ったよりでかくなったが、力ずくで弁当箱に入れる。
で、旅支度の間に冷凍室で時間の許す限り凍らせる。
支度には30分しかかからなかったのでほとんど凍ることはなかった。
しかし、冷え切ってはいたので夏近い陽気でも簡単には腐ることもなかろう。
よし、ヤットデタ2号(=YAMAHA YD250)出動~!
さあ、おむすび持ってどこ行こう♪
…小松は安宅の関に着いた。

安宅の関なのに、とりあえず灯台見てるへまそごり…もとい、へそまがりな私だ。


…が、一応、普通に銅像なんかも見たりした。

…と見せかけて、水辺のトカゲを追い回したりもする。
やはり動物は毛が生えていないのに限る。
さらに走って、尼御前岬。

800年くらい前、私が愛した尼御前。

どうだ、思った以上に美人だろ?


彼女が身を投げた海を眺めながら…おむすび。

これが今旅のミッションだ、気合い入れて食うぞ、一合!
…味は秘密だ!
腹もふくれた。
ミッションクリアしたので、正直あとは消化試合なのだが…

加佐ノ岬~。


先端とか先っぽとか聞くと行かずにいられないのは単車乗りの性~サーガ。

しかし、灯台ってのはダムと双璧をなす美しさだな。
ゆるゆると海を背に内陸の方へ向かう。
たしか、観光案内で見た何かを見に行こうとした筈だが…なんだっけ?
三か月も前だとまるで覚えておらぬわ!!

ばったり出会った実盛塚。

平氏側の武将だから、平実盛だとばかり思いこんでいたが、斎藤実盛だったとは迂闊だった。
ちなみに、稲を荒らす「ウンカ」は実盛虫と言う別名を持つらしい。
(出典:ウィキペディアだ悪かったな)

ここまで来たら、実盛の首洗池だ。


ちなみに、芭蕉の「むざんやな 甲の下の きりぎりす」は実盛のことを詠んだらしいぞ。

私も首を洗って出直します。
なんかあっという間に15時になった。
意外と暑くて疲れてきたので帰ろうと思ったが、せっかくなので石川県航空プラザ!




…あの頃は俺もよく飛んだもんだ。
今日はよくよく源平に絡んだので、最後にここに来た。

辨慶謝罪の地。
安宅の関で義経をボコボコにしたことへの詫びを入れた場所らしい。
弁慶さんよ、あんた謝ることなんかないぜ。
代わりに私が…申し訳ありません。

最後の最後に小舞子海岸で一休み。

小舞子ちゃんて娘がいた訳じゃないのね。

しかし、錯乱はいかんよ、錯乱は。
まだ陽も高いうちにpetit旅は無事終わった。
だが何か忘れているような…
あああぁっ、湯に入るのを忘れていた!!
ううむ、桓武平氏の出の母と清和源氏の出の父の間に生まれた私としては、小松はあまりにも思い入れが強い地であるため、湯めぐりを忘れてしまったのも仕方あるまい。
寝言は寝て言います、じゃまた。