私は鶏が好きだ。
もちろん、豚も牛も馬も鯨も羊も熊も、食って屍拾うもの無しなくらいに好きなのだが…
鶏比重が目に見えて高くなっているのは確かだ。
原因の一つは、とりあえず吾平の「肉食宣言中」である。
様々な「肉」を美味しくリーズナブルに提供してくれるメニューの中に、『どすこい手羽先唐揚げ』がある。
手羽先唐揚げ10本980円(税別)という極上メニュー、別名「手羽山」だ。
私はこの手羽山に三度挑戦し、私一人で(三度とも二人だったにもかかわらず)計23本食べた。
相方が満腹になったり実は鶏嫌いだったり(頼む前に言え!)して、
3回計30本の内、約75%を私が一人で食べきった計算である。
この手羽山以外にも、地鶏手羽先唐揚げや手羽先串を複数回頼んでいる。
ざっとこの一か月で30本を超える手羽先を食べたのは確実だ。
その結果、私は手羽先の食べ方が格段に上達した!
名古屋人に「何を今さら」とあきれられるのを覚悟の上で、その秘伝を後悔…もとい、公開したい。

・まず、手羽先の先っぽ部分を咥え、①の関節を噛みちぎる。
・②部分を丸ごと口に含み、微妙に少ない肉部分をきれいにしゃぶり切る。
・主要③部分の肉を前歯で咥え、ちぎれる分のみ美味しくいただく。
・残り全体にしゃぶりつきたいのをこらえ、④の関節に狙いを定め噛みちぎる。
・③部分の残った肉を美しくしゃぶり切る。
・最後に⑤部分を完膚なきまでにしゃぶり切る。
「キモ」は、全体を丸ごと咥えることなく、関節で分離してただでさえ少ない手羽先の肉部を
隅々まで食べきることにある。
その際、軟骨や少々の骨は「噛み砕ける範囲で」迷わず食べてしまうことが重要だ。
この方法なら、箸一つでお手拭や紙ナプキンを浪費することなく手羽先を何本でも食べることができる!
その上、手や口元をグダグダにする心配はこれっぽっちもない!
最後に、写りは悪いが、私が綺麗に食べきった30本の手羽先の生前の姿のごく一部を掲載して、
本日の講義を終了する。



…なお、私の後に続く若者たちに一つだけ伝えたいことがある。
30本の手羽先を食べることは、15羽の鶏の尊い命を奪うということをよく理解し、間違っても残さないでいただきたい。
じゃまた!