モンキー…もとい、さる4月25日(土)。
リアブレーキシューを交換したYAMAHA YD250(ヤットデタ2号)を引き取りに行った。
ふと空を見上げると、とてもとても良い天気。
このまま帰るのがもったいないと、ちょいと走って近場でひとっ風呂浴びることにした。
秘湯「曲水温泉」へ向けヨ―ソロー!

…お休みでした。
哀しみに暮れた私は、一旦町へ向かったものの、土清水の交差点を左折。
ヤットデタ2号の舵を山へ向け、アクセルをひねった。
ちょうど、べムスターに敗れて太陽に向かった帰ってきたウルトラマンのような感じだ。(違うって)
ふと我に帰った私は、ダムのほとりにいた。
もう少し心が病んでいたら、水底に沈んでいたのかもしれない…
ありがとう!セブン!!(だから違うって)


辰巳ダム。
出来立てほやほやらしい。
(事業者と建設反対派で色々と争われてきたことは後に知った。)

歴史遺産、辰巳用水の取水地である(ことも後で知った)。

経緯を紐解くと複雑な思いはあるが、一言で言うと…
ダム~ン!
…さて、ダム繋がりで犀川ダムまで足を延ばしてみようとしたが…どんどん細い山道に。
舗装はされているので装甲…もとい、走行には支障ない。
しかし、雪で倒れた木々がだんだん道を遮るようになってきた。
地図の無い旅は、行こうとしていた県道ではなく、犀鶴林道へ私を導いたらしい。
高度は徐々に上がり、道の両脇には残雪が姿を見せ始めた。

倒木は少しずつ大きく太いものが増え、単車だから何とかすり抜けられるところが増えてくる。

雪にはしゃぐ東野春子さん。

展望台に出た。
良い景色だ。
帰ってきたウルトラマンもきっと喜んでいるに違いない。(いやいや…)

まだ先に向かおうと思えば向かえたが、私の野生の本能が
「たぶん無理!」と言ってたので引き返すことにした。
帰ってから調べてみると全面舗装らしいので、がんばれば獅子吼まで抜けられたのかも知れんが…TシャツにGジャンのビジネスマシンは引き返して正解だったかも。
ちょびっと後悔は残るが。
それにしても、倒木で道幅の半分以上が塞がれていたところが何か所もあったのに、山菜採りらしき車が数台いたのはどうやって通ったんだろう??

帰路に、石引温泉亀の湯にて当初の目的を一応果たし、暗くなる前に無事帰宅した私であった。
翌4月26日(日)、この日は市議会議員せんぴょの投票日であった。

午前中早めにしっかり魂の投票を済ませ、そこからまたヤットデタ2号はふらふらと走り出す。

昨日の「引き返し」が心に残っていたのである。
そもそも単車乗りってのは、「先っぽ」とか「行き止まりまで」とかが好きな生き物だ。
途中で引き返したのは、たとえそれが結果的に賢明な判断であっても悔いなのだ。
今日のテーマは「行けるなら引き返さない」こと。
昨日の犀鶴林道リベンジは後のハイシーズンに取っておいて、ターゲットは国道416号に決めた。
416は福井県との県境で行き止まりになっている。
そこまで辿り着けば心おきなく引き返せるのである。
帰りは県道44号→国道157号へ回ってみよう。
大日ダムでダム~ンできてから美味しい蕎麦なんかに出逢えるだろう。
こいつぁ完璧なpetitツーリングプランだ!
つーこって、国道8号を制限速度でぶっ飛ばして、416号へ入る。

早速、素敵な風景と出逢い、メットを脱ぐ。

十二ヶ滝だそうな。
恋の…もとい、鯉の滝登りとのコラボである。
水辺と言うことで、同行の東野春子さんも喜んでいる。

十二ヶ滝は十二筋の滝が並んでるのだが…
どう数えても十二にならないので、眠れそうにない。
十二ヶ滝を後に、また走る。
少しずつ民家がなくなってくる。
カーブを越えたら、急に道幅も狭くなり…

いきなり通行止め!

早すぎるぞ!
県境の不通区間に辿り着く遥か手前で通行止め。
私の完璧なプランは、「プ」の段階で終わりを告げた。
仕方ないので、反転180度、脇道に入り大倉岳高原スキー場に来た。
(もちろんスキーはできない。)
するってーと…
汽車がいた。

ここ、尾小屋にはかつて鉱山があり、そこで活躍していた汽車ぽっぽが展示されていたのだ。

シンプルで力強い。

動輪も小ぶりだがピリリと強そうだ。

運転席はさらに男らしい!

びっくりの富山製だ!

客車は化粧直し中だった。
旅の行く手を阻まれた私はこの汽車を奪って空に飛び立とうかと思ったが…
そんな技術は持ち合わせていなかったので断念。
国道416号行き止まりで、県道44号と大日ダムの夢も断たれ、ふらふらと逆走。


仏御前が建立した地蔵さんがあった。
試しに違う脇道にも入ってみたが…これも通行止め。

4月も終わりだが、山間の冬の爪後は春遠し。
県道167号でようやく鳥越方面に出られた。

petit滝。

一向一揆の里で手打蕎麦ランチ。
おろし蕎麦500円はお得!
ただし、ボリュームはpetit!

仏御前の里だ。

私は本物の仏御前を前にテレビで見たことがある。
本物は…木村多江そっくりだった!
(それはテレビの中の木村多江さんです。)
私は仏御前のためなら死ねる!
…清盛が許さんと思うが。
このまま当初のプランに戻り国道157に出ても良かったのだが、時間も早かったので国道360号で微妙に遠回りし、ピュア涌泉寺総湯でpetit温泉ツーリング気分を味わった。

明るい内に帰宅し、昼の手打蕎麦のpetit具合の仇を取るべく乾麺の十割蕎麦を茹でて食べたが…

欲張って二人前は多すぎた。
なんだかんだで二日続けてpetitpetitツーツーだった。
このゴールデンウイークは5連休。
例によって裏磐梯で魂を清める予定だ。
距離と体力を考えて四輪(赤べこ48号)で行く予定だが、ふつふつと単車で行きたい気分になってきた。
どうだい、ヤットデタ2号?
450km下道10時間の旅、またやってみるかい?
…ヤットデタ2号は全然OKと言っていた。
よし、行ってみるか!
…天気予報に雨マークが無ければ!
この、ヘ・タ・レ・野・郎!
じゃまた。