9/27の土曜日は医者巡りとちょびっと仕事なんざしたもんだから、夜には憑かれて…もとい、疲れて酒飲みまくった挙句バタンキュ~した。
当然、28日の日曜日は目が覚めるまで惰眠をむさぼる算段だったのだが、歳のせいか6時前からバッチリ目が覚めてしまい…

朝から秋刀魚を焼いて食べた。
…そんな素敵な日曜の朝7時前、私の脳内に旅の女神からの緊急指令が発令された。
「旅立て!」

つーこって、YAMAHA YD250(ヤットデタ2号)出動である。
行先は…色々考えたのだが短時間ではまとめ切れず、(いつも通り)行き当たりばったりだ。
とりあえず、行ったことのない卯辰山にでも行ってみようとしたのだが…
いつの間にやらルートは卯辰山を飛び越して、医王山を越える林道を走っていた。

そもそも私は、北北西に進路を取って太陽に向かって走るくらいの超弩級の方向音痴なのだが、最近は車での移動にスマホのナビを使いまくっているものだから、音痴にさらに拍車がかかっている。
にもかかわらず単車走行中はよほどのことが無いとナビなど使わないものだから、このような事態になるのも当然だ。
…ま、いっか。
林道と言っても、車一台走れる道幅の舗装路だからなんとかなりそうだ。

林道からみた金沢市。
そして、無事医王山を横切り(縦切り?)、富山県へ降り立った。
こうなったら行けるとこまで行ってしまおう。


木彫り彫刻で有名な井波。


重要文化財、瑞泉寺。
ただし、拝観料をケチって、境内には入らず。

道すがら出逢った蜻蛉。
おおい蜻蛉よ、それは木彫りじゃないぞ。
庄川道の駅で小休憩。
ここの見どころは…


大量の(たぶん)スズメガ!
…2枚目の左の小さな影はスズメガじゃないな…
妖精か?

庄川沿いで見かけた庄川合口ダム。
写真撮ってたら、通りすがりの地元のオッサンに話しかけられた。
「年代物(←ヤットデタ2号のこと)に乗ってるね~」
ちなみに、旅先で話しかけてくる人の殆どは単車ネタである。
それが証に、タイヤが4つある赤べこ48号(AKBK48)に乗ってると、同じ一人旅でも誰もかまってくれない。
聞くと、そのオッサン62歳、高校時代に1年休学して北海道から返還前の沖縄までHONDAの350で回ったと言う猛者。
最近は単車もすっかりさっぱりとのことだったが、お互いの旅の無事を祈念して別れた。
旅先での出逢い、素敵だ。
…最近、若い人との出逢いが少なくなってきたが(苦笑)。
そのHONDA350氏の薦めで、越中庄川荘で立ち寄り湯。

久々に立ち寄り温泉施設や銭湯ではなく、ちゃんとした宿泊施設の湯に立ち寄った。

露天の豪勢さと単車旅には嬉しいボディソープ&シャンプー完備が素敵な庄川荘だった。

駐車場で出逢った蟷螂も素敵だ。
朝の秋刀魚も消化し終わり、そろそろ昼飯かな~とか思っていたら、旅の実況中継を見たFB友の美女からの「どうせ行き当たりばったりなら私がいる滑川まで来れば~?あなたが到着する頃にはいないけどね~」というあまりにも甘美で無責任なコメントを読み、決意した。
ようし、滑川まで行ってやろうではないか!
風光明媚な山々に背を向け、艦首回頭120度、一路滑川へ向けて発進!
…滑川着。

とある人気店で富山ブラック大盛と巨大チャーシューゴロゴロ炒飯ハーフを。
失敗した。
美味しくなかった、とかではない。
…満腹で動けない。
こりゃ今晩は晩飯無用だな~とか思いつつ、道の駅ウェーブパークなめりかわへ。

私はM78星雲ムーミン谷の生まれなのだが、幼少期にこのあたりの海で育った経緯があり、ある意味(どんな意味?)ここは母なる海だ。
しばらく海を眺めてぼ~~~~~っとしていたら、あんなに満腹だったのに…

名物、ほたるいかバーガー!
名産のほたるいかのフライを絶品のバンズにはさんだほたるいかバーガーなり!

開くとこうだ。
味は…秘密だ!

海洋深層水足湯もできたんだ。
…海洋深層水はどうして塩辛くないんだろう?
腹ごなしに隣りの滑川漁港へ歩く。

おおおぉ!富山県水産試験場調査船「立山丸」だ!
バルバス・バウ(球状船首)が素敵すぎる!

こちらは、同じく富山県水産試験場小型調査船「はやつき」と滑川高海洋科小型実習船「かづみの」!
「かづみの」は小さいけど、引退した「雄山丸」の後継だ。
小さくてもバルバス・バウがピリリと光る!
道の駅を出てほんの数分、懐かしい神社にやってきた。

滑川市が世に問う櫟原神社。
幼少期に何度も足を運んだ(気がする)神社は今も昔も一緒だ。
少し小さくなった気がするが、私が巨大になったからであろう。

平和塔。

今見ると、ガミラス大帝星のオブジェかショッカーの秘密基地のようだ。

よく見ないとわからないが、亀。

…私より年上かもしれない。
先輩!

懐かしさを胸に、神社の隣の銭湯「塩湯」に入ってみた。

塩湯という屋号だが、普通に銭湯で温泉なわけではない。
その熱き湯に行き当たりばったりの疲れも吹き飛ぶ。

昔はそれなりに賑わっていたこの界隈だが、今ではすっかりさびれてしまった町並。
そんな中で、地元の安らぎである銭湯ががんばって営業しているのは嬉しい限り。
いつまでもボイラーの火を絶やさないで欲しいものである。
さて、ちょいと遠出しすぎた。
晩飯無用なくらいにカロリー摂取したからがんばって帰ろう。
ところが、ちょいと寄ったスーパーでこんなものを見つけてしまった!

あ~た、半額ですよ、ハ・ン・ガ・ク!

これを買わなくて富山県で何を買えばいいと言うのか!?
そして、無事帰宅後、やっぱり食べた。

旨い!
旨すぎるぞ!
鱒を弔いたくなるくらい旨い!
毎度毎度行き当たりばったりな私だが、今回はいつもに増して行き当たりばったりだった。
ただ、きちんと計画して、目的を決めて達成した旅と、行き当たりばったりの旅にそれほど充実感の違いは感じられない。
旅は、「旅立つこと」と「帰ること」が大切なのだと思う。
他は結構どうでも良いことなのかもしれない。
…しいて言うなら、旅先でどれくらい食べたかが旅の重要な要素ではある。
じゃまた!
