温泉やら銭湯やら行きまくっている私だが、基本的には休日の話だ。
平日の夜は、飲んでたり時間が遅かったりして、ほとんど家のシャワーである。
それがこの月曜火曜と立て続けに温泉銭湯に行ってしまったのだが、これには理由がある。
訪問者数こそ少ないものの一応オープンな“ブログ”と言う場所に書くべきかどうか迷ったのだが、誰かを傷つけるわけでもないから書いてみる。
気を悪くしないで読んでほしい。
先週の金曜日、遅く帰った私はシャワーを浴びていた。
ふと、何か聞こえたような気がした。
シャワーを止めた。
…何も聞こえない。
気のせいだと思い、またシャワーを出した。
また聞こえた気がした。
いや、聞こえた。
シャワーを止めた。
静かになったシャワールームにピチョンピチョンと水滴の落ちる音だけが響く。
気味が悪い。
だが、泡だらけの頭を流さないことには出るに出られない。
風呂場で一人頭を洗ってるときの言い知れぬ恐怖感を、子供の頃以来、久しぶりに味わっている気がする。
とにかく、早いところ石鹸を流して、部屋のテレビでもつけよう…
そう思い、シャワー栓を思いきり開いた。
ザーーーーという激しい音の中、はっきりと女の声が聞こえた。
『…タロウ』
心臓が止まりそうになりながら、右を振り向いたその時…
ふりむいたのと逆の左肩に銀色の手が触れた。
…そこにいたのはウルトラの母だった。
…泡で白く逆立っていた髪が、ウルトラマンタロウに見えたらしい。
ウルトラの母は、驚かせたことを謝り、呆然とする私の手にお詫びの品を渡し、マントを翻し飛び去った。
これは私にとって歴史的な出来事だった。
その時、浴室の壁や天井に飛び散った泡の一つ一つが私とウルトラの母との想い出だ。
だから当分この浴室は使えないのだ…
これが昨日今日、銭湯に出かけた本当の理由である。
そして、母から渡されたお詫びの品がこれだ。


どうしても、この話を今日の内にしたかった。
今日も残すところあと20分くらいだが、こんな奇妙な話をしても誰からもとがめられないのは、4月1日だけだからだ。
…急ぐとこの程度だ。
思えば、二年前の今日は気合入ってたなぁ。
じゃまたっ!