その後、秒針無きまま時を刻み続けたが、もげた秒針がガラスの中で縦横無尽に動き回った結果、遂に分針にひっかかって動きを妨げ…戦国自衛隊もびっくりの時刻を指し示すようになってしまった。
さすがに生活に支障をきたし始めたので、泣く泣く新ELGINを購入。
ところが今日、死んだと思われたELGIN初号機(写真左)が、新品のELGIN弐号機(写真右・定価34,650円)の横で再び息を吹き返した。
(秒針はもげたまま)

“10万年に1秒しか狂わない時”をシンクロナイズドスイミングのように2台並んで刻むダブルELGIN。
ぴったり揃ったその針は、ダブルライダーもマッツァオだ。
…やはりこいつは生きている。
捨てられる雰囲気を察知して意地とプライドで蘇ったか?
いや、もっと前向きな生命の輝きの誇示だ。
太陽電池に光があたっただけかもしれないが、それはそれで仮面ライダーどころか帰ってきたウルトラマンだ。
…直してやろう、その秒針…新品の値段より安ければ、と言う前提だが。
ところでELGINと言えば、19世紀~20世紀にかけてアメリカの有名時計ブランドだったわけだが、実は1960年代に時計製造から足を洗っており、このELGINは日本の会社が商標を買い取って生産しているらしい。
かと言って、イコール品質が悪いとか偽物だとかいうことでは全く無い。
(「廉価メーカー」ではあるようだ。)
…そう言えば、とあるブランドが似たような運命を辿った揚句、日本製の名のもとに我が家で寝ている。
これだ!

こちらはELGINと少々状況が違い、商標権で長らくもめているようだが。
しかし、もめようが訴訟になろうが、これは若き日の私がなけなしの金はたいて買っただれが何と言おうとmosriteである。
その姿も音もmosriteとして未来永劫生き続けるのだ!
…弾いてないけどね~
じゃまた!