またまた夜の公園に蝉を観に行って、その後一杯やっている。
金曜深夜には、蝉だ羽化だと興奮していたので気付かなかったのだが、実は羽化の途中で地面に落っこちて、そのまま蟻の餌になっている残念な蝉もかなりいる。
落ちたばかりのがいたので、思わず拾ってしまったりしたが、木に戻す術がわからない。
どうしようもないので小枝の上に置いてみたが、蝉というやつはぶら下がって羽化しないとちゃんと飛べないようだから解決になってない。
仮に、このまま朝まで生き永らえたとしても、日の出とともに鳥の餌だ。
ふと考えた。
落ちてる蝉を助けたら、蟻の餌を奪ったことになる。
そのせいで蟻が飢えたら私は助けるのだろうか?
もがいているのがゴキブリだったら私は助けるのだろうか?
無力でへたれで身動きの取れない自分を久しぶりに実感した。
そう言えば昔々、毎日こんなことばかり考えていたような気がする。
あれから長い年月がたち、私は大人になり、色んな力を失った。
…なんちて。
…じゃまた!