現代人はなかなか十分な睡眠がとれない。
日の出とともに自然にすっきりと目覚めなど、夢のまた夢(寝てるだけに)。
だから、起きないといけない時間には目覚まし時計のアラームをかける。
概ね4時間以上の睡眠時間なら、とりあえず目覚しで目は覚める。
起きないといけない理由があって起きるのだが眠いことには変わりない。
布団の中でもがいていると、誰かがアラームを止めた。
続いて可愛い柔らかい声で子守唄のようなハミングが聞こえてくる。
寝ぼけた頭ではこれに抵抗できず、ついつい二度寝してしまい…
気づくと起床予定時間を2時間も過ぎている!
これは妖怪モッカイネムリンの仕業である。
姿は白人の少女、具体的に言うとロミオとジュリエットの頃のオリビアハッセー。
それが背中の蝶のような羽根で宙を舞いつつ子守唄を歌う様は、妖怪というより妖精だ。
こんな素敵な妖精の悪戯なら大歓迎…と言いたいところだが、モッカイネムリンのせいで会社をクビになったり、お店をつぶしたりする人が後を絶たない。
つまるところ、妖怪も妖精も同じ穴のもののけである。
ではまた。