仕事納め ついでに年貢も 納めどき

…28日は仕事納めだった。
実は全く納まって無い気もするが、年末年始というせっかくの一大御破算イベントなので、便乗して何だか終わった気分になる。

仕事納めということで、軽く飲みに行った。
軽く飲む筈だった。

…重かった。

黒霧島ロックでボトルが転がるほど飲みまくり、ふと気づけば終電ぎりぎり。
慌てて地下鉄の駅に駆け込み、かろうじて電車に間に合う。
意外にも車内はガラガラ、酩酊状態の私は座席に鎮座し、ふと眼を閉じる…
いくつもの今年の出来事が走馬灯のように巡る…と思いきや瞬時に眠りに堕ちる。


…?
…どこだ?
…オオテマチ?
オオテマチってーと、あれかい?大きな手の町ってやつかい?

…ありゃりゃ、乗り過ごした!
閉まるドアから飛び出して、ホームに躍り出る。
え~と…働かない頭は回しても回らないがそれでも回す。

今のは終電だ。
逆送する電車ももうない。
しかしJRはまだ動いてる。
大手町駅と東京駅は隣接してるようなもの。
よし、東京駅から電車で帰ろう…

地下通路で東京駅に向かう。
通路にはほぼ人がいない。
「京葉線の最終電車は…」とアナウンスが流れる。
なんとなくアナウンスの声に向かって歩き続けるが…

いかん、ここはどこだ?
新幹線改札…違う。
有楽町の方へ行かないといけないのに、丸の内側に向かってしまい、にもかかわらず閉じられた八重洲地下入り口が目の前にあったりする。
ここか?
いやこれはトイレだ。

…まずい、完全に迷った。
地下通路の案内掲示は酔っ払いには非常に難解である。
とりあえず、地上に出よう。
そう思って、目につく階段登ってみるが、少し先でシャッターが下りている。
次の階段も同じくシャッター。
階段シャッターを数回繰り返し、いい運動になってる始末。
急がば回れで、一旦、さらに地下に降りてみるということも考えたが、多分泥沼。
とりあえず、上には向かわないといけない。


…なんか、ずっと地下を迷走して地上に出られないまま人生を過ごす男の小説があったなぁ。
そう考えると、奇妙な恐怖と感慨を覚える。


…15分くらい迷走しただろうか?
ついに夜空の下に出る事叶う。
自分の足跡はもうわからない。
目の前には八重洲の派手な町。

俺はこの世界にモドッテキタノダ…
ちなみにJR最終電車はとっくに過ぎ去り、なか卯のカツ丼を買ってタクシー拾った夢の夜。


…じゃまた!



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