3月の震災で、うちの会社も色々な被害、影響を受けた。
そんな中、今、会社に営業車の駐車ができなくなっている。
代わりの駐車場は、事務所から遠く離れた工場。
仕事が遅くなった日は、工場に車を置いてからもう一度事務所に戻るのはかったるく、そのまま直帰することが多い。
…で、この工場から直帰の通り道に誘惑の魔窟がある。
『なか卯』だ。
23時近くというほぼ深夜、当然腹ペコ。
そんな時、なか卯の前を通ると魔物に引きずり込まれそうになる。
なか卯の魔物の凄いところは、牛丼だけではないということだ。
牛丼だけなら、吉野さんやら松つぁんやらすきちゃんの誘惑にいつも打ち勝っている強い私なのだが、親子丼、カツ丼…こいつらの魔力はハンパない。
しかし、ここで魔境に入り込むと、家で用意されている炊きたての（超不味い）お米が食えなくなる、もしくは深夜夕食の二重食いという、どちらにしても恐るべき結末となってしまう。
深夜、私の魂となか卯の魔物が、いつも人知れず壮絶な戦いを繰り広げているのだ。
あの東日本大震災の、小さな小さな小さな小さな小さな小さな影響がこんなところにもあったとはカツ丼の神様も知るまい。
ちなみに12/22、私はなか卯との戦いに勝利したことをここに記す。
じゃまた！
