昨今、自動体外式除細動器、通称「AED」は街のあちこちに設置され、それによって命をとりとめたり、重篤な後遺症から逃れられることも少なくないと言う。
しかし、さすがに人里離れた山の中なんかではそうはいかない。
あるライダーが、林道ソロツーリング中に強い胸の痛みを覚えた。
たまらず転倒して苦しむ彼の前に、大勢の少女が姿を現す。
たまらず転倒して苦しむ彼の前に、大勢の少女が姿を現す。
深い山中に、突如現れた美少女の群れ。
一人がおもむろにAEDを取り出し、息も絶え絶えなライダーにあてがった。
一人がおもむろにAEDを取り出し、息も絶え絶えなライダーにあてがった。
彼女は、アナウンス通りにてきぱきと操作をし、彼の心拍が正常になると、大勢の仲間に向かって微笑みかけ、次の瞬間、全員がすーっと姿を消した。
あとに残されたライダー、一体何が起きたのかよくわからないままぼーっとしていると、遠くから救急車のサイレンが聞こえてきた。
彼は無事一命をとりとめたのである。
これは、妖怪AED48の仕業である。
正確に48人いるのかどうか、定かではない。
そもそもみんな似たり寄ったりの美少女で、病に苦しむ人には誰が誰だかわからない。
そもそもみんな似たり寄ったりの美少女で、病に苦しむ人には誰が誰だかわからない。
でも、わからないままでも、美少女に命を救われるのだから、これは幸せなことである。
私も心不全になるときは山の中にしたいものだ。
…一か八かの命懸けだが。
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