ちょいちょいあることではあるが、今日一日頭の中であるフレーズが鳴り続けていた。
『チャラ~リ、チョンポピリ~、ポンチャラピ~♪』
これで何の曲かわかる人がいたらむしろ病院行った方がいいかもしれないが、実は映画版1000年女王のテーマ曲である。
(…わかるかい!って、自分でも明日見たらわからないと思う。)
そう、「星空のエンジェルクイーン」という、今聞くと新種のお米のようなタイトルの曲だ。
確か、デラ・セダカのボーカルモノと、喜多郎の演奏モノがあった。
これが実に素晴らしいメロディなのだが、ウチにある「松本零士の世界」なんていうCDには、TV版の「新竹取物語 1000年女王」の曲は収録されてるのに、星空のエンジェルクイーンは入ってない。
権利関係とかいろいろあるんだろうが、ここらへんコロムビアさんにはもうひと頑張りしてほしかったところだ。
1000年女王の作品自体は、確か漫画とTVと映画で内容が違い、漫画が一番面白かった気がするが、正直良く覚えてない。
松本零士ブームもそろそろ終わりに近づき、世の中がサンライズに乗り換えてった頃(だったかしらん?)の、ある意味煮詰まった作品だったのかもしれない。
その後、時を経て1000年女王たる雪野弥生さんはメーテルのお母さんになったりしてびっくりだが、とりあえず、美しい音楽は色褪せない。
何の因果か、一日頭の中で鳴り響いたのであるから、ここはひとつ清水の舞台から飛び降りたつもりで、星空のエンジェルクイーンを買ってみようかしらん?
…清水飛び降りしなくても、一回飲みに行くのを我慢すれば買えるが。