苦難の末、やっと問題解決したと思ったら、そこで目が覚める。
混乱した頭が徐々に回り始めると、問題は何も解決していない。
つまりは夢だったのだ。
夢の中では確かに全てうまくいったはずなのに、糸口が思い出せない…
 
これは妖怪マキモドシの仕業である可能性が高い。
マキモドシは本当に時間を戻すわけではなく、悩み苦しむ人の心に入り込み、解決したかのような幻想を見せる妖怪だ。
一時的な達成感と、失望&苦悩、この激しい感情の動きこそがマキモドシの好物だ。
 
ろくでもない妖怪に思えるが、不思議なものでマキモドシの幻想がヒントになって現実に問題を解決したり、とりあえず解決に向かう「元気」をもらう人もいる。
 
そんな前向きさ加減は見習いたいものである。
もちろん、マキモドシではなく、とり憑かれた人の前向きさをだ。
 
 
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