2011年8月14日(日)
5:30
いつもより3時間ほど早く就寝したために、爺のように早起きしてしまった。
しかし、おかげでスーパー女子大生の旅立ちを見送ることができた。
今日も朝からめでたしめでたし。
…いや、終わってはいかん。
朝からおいしいご飯をおかわりして、体力は満タン体脂肪も満タン。
8:30
旅立ち!
今日は無料開放中の磐梯吾妻レークラインと磐梯吾妻スカイラインを走破予定。
1年ぶりの私の腰は大丈夫かっ!?
手始めはレークライン。






涼風峠や三湖パラダイスを経て、中津川渓谷で一息。

見ると渓谷まで10分とか書いてある。
ここまで来て渓谷を見ない手はない。
降りはじめてみると、距離はほんのちょこっとだが高低差が大きく、階段の一段一段が私の足の長さに対して衝撃的。
帰りはこれを登るのかぁ…という渓谷ならぬ警告を自分に発したが、降り始めたら止まらない。



そして、帰りの登りは…
心臓破りだった。
続いてスカイライン。

いつも、土湯道の駅から眺めるだけだった吾妻小富士に直接タッチできるのだ、ワクワク。
渓谷の警告で膝が笑っている(わははははははは)私だったが、ここはやはり小富士の外輪を一周せんと男がすたる、大蛸スダール。
立て札には一周に一時間かかると書いてある。
しかし時間はある、やらずに後悔よりやって後悔!


…ちょっと後悔(笑)
いや、登り坂がきついとかじゃなく、自分高所恐怖症ということを忘れていた。


右はすり鉢お釜へまっさかさま、左は山のふもとへまっさかさま…

…下を見ると怖いので、前を見て上を向いて歩こう。


意外に、30分もかからずに一周できて良かった。
これも大蛸のおかげだろう。
レストハウスから見た一切経山の噴煙。

ちなみに駐車場も無料で、人もそれなりにいっぱいだった。
レストハウス以降は日本っぽくない風景と駐停車禁止の道のりで、硫化水素をたっぷり味わった。
11:45
硫化水素臭の漂うつばくろ谷。
谷の写真は撮りそこなって、ふと足元の野草。

なんかねじれてて…うまそう?
12:00
高湯温泉、あったか湯。
250円でこの風呂は素晴らしい。
露天しかない潔さと、硫化水素に気をつけろ!というワイルドさが絶品。
14:00
安達道の駅で、びっくりした。

…「びっくりソースかつ丼」あいかわらずこういうものを頼んで食べてしまう。
満足と後悔はイスカンダルとガミラスの二連星と同じだ。
しかしどうやって食べるのが正解なのか?
命がけで完食後、単車に戻ろうとしたら…うおおおおっ、バッピーちゃんだあっ!!!

生バッピーちゃん、昔夢で逢った(?)時よりオバサンぽくなった気もするが、よく考えたら元々鬼婆だったんだよねぇ。
15:00
ここまで来たら大玉村まで足をのばし、大玉産の米購入。

ついでに(ついでで来られると怒られそうだが)、戦死三十一人墓を訪れ、手を合わせる。
再度レークラインを通って、裏磐梯に戻る。
この日のユースホステルでも、モンスター氏、御館様と板前旋盤氏に加え、VT“タイムマシン”250F氏も加わり、カモシカの2本足歩行と猿と人の人権について遅くまで語らった夜だった。
(申し訳ないが、この内容を伝えるのは至難の業である。)

おまけモスラ
本日の走行:181km