殆どの人がそう思って疑わないだろう。
しかし、案山子、やまかがし、実は日本にもHummingbirdが存在した!
 
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 Tokaiが良質のコピーモデルを量産するようになるずっと前の60年代エレキブームに、これまたmosriteタイプのエレキを出したのだが、それがTokai Hummingbird。
 
Tokai (Eastwood) Hummingbird
Body : Mahogany
Neck : Maple
Fingerboard : Rosewood 22f(+0f)
Pickups :Vintage Voiced P-90's×2
 
…もっとも、お金も演奏技術もメンテ能力も無い私がオリジナルモデルなど持てる筈もなく、そう、これもEastwood製!
当初、EastwoodのHummingbirdは、ヘッドにしっかりTokaiのロゴが憑いていて、もとい、付いていてライセンス生産であるとうたっていた。
ところが、私が何かにとり憑かれたように購入を決定したときには、何故かTokaiロゴははずれ、Eastwoodになっていた(笑)
 
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ライセンスでもめたのかな?
お金?品質?
なお、販売店からは事前に「Tokaiロゴ無し」の事実を告知され、了承した上で購入しているので私的にはクレーム等無し。
ただ、人に見せる時に「ほ~ら、Tokaiだお♪」と言えなくなったのだけが悲しい。
 
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…このフォルム。
モズライト系のコピーモデルとしては、Guyatoneと双璧をなすトンガリ具合。
「ホーン」が脇にあたったりすると、痣ができそうだ。
それと、上のストラップピンの位置が強引すぎる(笑) 
同じEastwoodのSidejackがえらく重いエレキだったのと比べ、ハチドリさんは非常に軽い。
ベニヤでできているのかと思うくらい。
おかげで立って弾いても腰にダメージが少ない(最近ほぼ立って弾くことの無い私だが)。
 
そのせいかどうか、音もえらく軽い。
本物モズライトはおろか、ウチのBlack Cloudと比べても話にならないくらい細い音。
普通のエレキは「ギュ~ン」とか「ビンビン」とかいうがこのハチドリさんは「チンチン」。
マツムシ(でいいのか?)の鳴き声のような音色で、サスティンも弱い。
 
ところが、これって、60年代エレキ歌謡やGSで結構耳にする音なのである。
懐かしいフレーズをテレテレ、チリチリ弾くにはジャストフィットのサウンドである。
(弾けないけど。)
細い音だけど…なんつーか、芯のある細さ。
トレモロは大げさだがシンプルで、とってもとっても60年代。
そう、結構気に入ってるのだ、実は。
 
もっとも、うちでは30WのMarshallにぶちこんでそんな感じなので、Fenderのアンプなんかだとウクレレみたい音になるのかもしれない。
いや、逆にサーフィンサウンドにピッタシかも?
 
そして何よりこれ買った頃から、「エレキを弾くことも触ることもしない期」を迎える。
早いところ「…しない期」から脱出して、人様の前で立ってハチドリを抱えてみたい。
「ほ~ら、(Eastwoodと書いて)Tokaiだお♪」
 
 
 
 
 
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