ふと見たWebサイトで、私の目が釘付けになった緑色の小さな人型の生き物…ではなく、緑色の変な形のエレキギター。
 
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Eastwood Sidejack
Body : Basswood
Neck : Maple(SET neck)
Fingerboard : Rosewood 22f
Pickups:Vintage EW P-90's×2
Tremolo:bigsby type
 
ビザールギターを愛してやまないコレクター兼プレイヤーであるMichael Robinsonが作ったEastwood Guitar
多くの人が見向きもせず一部のマニアが垂涎のビザールなギター達を、今の技術とアジアンなファクトリーを駆使してお安い値段で提供してくれる、商売上手なんだか下手なんだかわからん変わったおじさん。
 
で、Sidejack。
少しモサっとしているが、明らかにモズライトコピー。
名前の通り、ジャックはサイドにあり、ネーミングは安直というか、マニアックというか…。
 
それだけでは購入には至らんのだが、このグリーンバーストと妙に生き生きとした木目が私の心をつかんだ。
そして、6万円台という価格。
ふと気付くと、実物を見ることも手に取ることも無く、ネットで注文してしまった奇妙な緑の魅力(魔力?)
 
 
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本家と比べると、良くも悪くも力強いヘッド。
元々のペグはプラスチックだったが、ひょんなことからGOTOHマグナムと交換。
そして、どこまで意味があるかわからんが、何とセットネック!
 
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モズライトのコピーとしては妙に間延びした微妙なデザインだが、この色と木目に私はKnock Me Out!
しかも、木目と色にやられた割には、実物見ないで買うという大胆不敵(馬鹿)なワタシ。
 
モズトリビュートにもかかわらず、ビグスビー(タイプ)トレモロというのも笑えてよい。
ちなみに、Sidejackはその後モデルチェンジし、一時はBurnsの純正トレモロを装備していた。
(それもまた、モズトリビュートとしては意味不明だが…)
なお今のラインナップは、ごく普通のトレモロユニットになってる。
 
このエレキ、重い。
ウチの黒モズより重い。
そのせいか、そもそもわりとしょぼい音を出すピックアップなのだが、あるボリューム以上になると急に重くて深い音になる。
リバーブ深めにしたりすると、なんかセミアコっぽい(?)音が出る。
いわゆるモズライトサウンドや乾いたエレキサウンドではないが、エレキの原点たるWalk,Don't Runのオリジナルテイクに近い(気もする)。
 
いつの日か「ウルトラQのテーマ」を弾いてみたくなる、そんなギターだ。(どんなギターだよ)
 
以前世話になったオヤジバンドが空中分解する前に、一度ライブで使ったことがあるのだが、パワー不足とハウリングのひどさには閉口した。
他の楽器とのバランス、アンプとの相性もあるので一概にダメな奴ではないが、まあ、値段通りの性能だろう。
 
いずれにしても、私はこの見てくれが気に入っており、あとは許す。
そしてこのEastwood Sidejackが銃爪となって、怒涛の「実物見ることも弾くことも無しでのエレキ衝動買い」が始まるのであった !!
 
 
 
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