むかしむかし、「Gメン'75」というドラマがあった。
同時期にやっていた「特捜最前線」が、刑事モノでありながら推理と謎解きをベースにした人間ドラマだったのに対し、「Gメン」はオーバーアクションと荒唐無稽の比重が高く、正直あまり好きではなかった。
 
ただ、Gメンの音楽は好きだった。
「ヨーロッパ風味を狙っている(?)にも関わらず、70年代のニッポン丸出し」の菊池俊輔メロディは非常にインパクトがあった。
 
で、今更ではあるが『Gメン'75 シングルコレクション』を買った。
ささきいさお、川島和子、フィーリングフリー、ロイヤルナイツ…宇宙戦艦ヤマトを髣髴とさせるサウンドが聴けて感激。
そしてそして、私の一押しはレーベルの枠を超えて収録された「ウイング(by夏木マリ)」。
 
“あまり好きではなかった”Gメンのドラマだったが、第243話「奇妙な男と女のギャング!」で私は泣いた。
竹井みどりと谷村昌彦に泣いた。
その衝撃のラストシーンの後で流れたのが、夏木マリのウイングだった。
 
あれから数十年。
正直、細かいストーリは良く覚えていないのだが、「ウイング」を聴いたらやはり泣きそうになった。
 
 
そう言えば、最近竹井みどりさんをテレビで見ない。
引退されたわけでもないようだし、単に私がテレビをあまり見てないだけかもしれないが。
奇妙な男と女のギャング以来、長きにわたり私のハートを奪い続けた彼女に…もう一度逢いたい。
 
 
 
追伸:調べてみたら、「ウイング」は菊池俊輔ではなく都倉俊一作品でした。
追伸Ⅱ:Gメン'75の竹井みどり出演作品は他にもたくさんあるので、別の話と間違えている可能性も大です。 
 
 
 
\¤\᡼\¸ 3
 
 ←これ押してくれても貴方には何の得もありませんが、私が裕福になります。 
 
 
\¤\᡼\¸ 4
 
 ←これ押してくれても貴方には何の得もありませんが、私が元気になります。