いつも思い浮かぶ素敵な死に様…
敵のアジトの真っただ中で大活躍した揚句、腹部を撃たれる(もしくは刺される)。
仲間が駆け寄り、声をかける。
「大丈夫か?!しっかりしろ!!」
私は既に声も出ず、身ぶりで『煙草をくれ』と伝える。
今にも失いそうな意識の中で煙草に火をつけ、煙を一吐き。
それから厳しい目つきで仲間をアジトから遠ざける。
突然、生き残っていた敵が、死角から私に向かって躍りかかる。
私は慌てることなく、火のついた煙草を指で弾き飛ばす。
煙草はゆっくりと宙を舞い、敵の後ろのドラム缶の前に落ちる。
轟音と共にアジトは大爆発。
残った敵も私も影も形も無くなる…
…どうせ死ぬならこんなんはどうかしらん?
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