何をやってもうまくいかなくて、毎日ため息ばかりついて…
そんな歌の文句のような日々が続くと泣き言の一つも言いたくなる。
しかし、泣き言を許してもらえるのも若い内だけ。
いい年になると、優しく聞いてくれてる人も、腹の中ではダメ人間と嘲る。
いい年になると、優しく聞いてくれてる人も、腹の中ではダメ人間と嘲る。
そんな悲しきダメ人間を癒してくれるのが、妖怪鳴琴(ナキゴト)だ。
鳴琴は、痩せ細った女の姿で、半透明な竪琴を持ち、泣き言をもらすダメ人間の傍にいつの間にか立っている。
そして、もらした泣き言の数だけ調べを奏でる。
その悲しみが深ければ深いほど、美しい調べ。
そして、もらした泣き言の数だけ調べを奏でる。
その悲しみが深ければ深いほど、美しい調べ。
ただ、この鳴琴、悩みを解決してくれるわけではない。
傍にいられると、むしろ悲しみが深くなる呪われた妖怪である。
傍にいられると、むしろ悲しみが深くなる呪われた妖怪である。
問題を解決し、幸せをつかむのは自分自身なのだ。
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