終電逃して一駅歩くことになり、冷たい雨の中私は少しイライラしていたかもしれない…
とあるコンビニで、家で待つ相方の餌の肉まんを買おうとした。
レジにいたのはこのコンビニのオーナーっぽい、オッサン。
「肉まんと、プレミアム肉まんを一つずつ。」
「はい、ありがとうございます。」
そう言いながら店主は、プレミアムピザまんを包み始めた。
「ああっ、それピザまんでしょ?欲しいのはプレミアム肉まんですよ。」
「あっ、これはすいません。プレミアム肉まんとピザまんね。」
…あいたたたた。
「いや、違いますよ。プレミアム肉まんと肉まんを一個ずつです。」
「え?ピザまんはいらないの?」
…最初から一言もピザまんって言ってね~し。
「ピザまんじゃなくて、プレミアム肉まん一つ、普通の肉まんを一つです。」
「あ、はいはい、肉まんを二つね、ピザまんじゃなくてね。」
…絶対通じてないし。
「一つはプレミアム肉まんですよ!」
「はい、わかりましたぁ。」
そう言いながら、包まれるプレミアムピザまん…
おいおい、コントやってんじゃねんだぞ!!
「あ~っ、違うよ、プレミアムは肉まん!!」
「え?」
見るとオッサン、さらにプレミアムで無い通常の方も、肉まんではなくピザまんを手に取っている。
…プッツン!
「いいですか!普通の肉まんを一つ、プレミアム肉まんを一つ!!ピザまんいらないの!!!」
酔ってもいないのに深夜のコンビニで大声出しちまった。
他の客ドン引き(泣)
…長い長い道のりだった。
大きなダメージを受け、疲れ果てつつ帰宅し、プレミアム肉まんと普通の肉まんを相方に与えたところ…
「あんまりおいしくないね」
…どひ~
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