ぎっくり腰もいい加減治り、本日より杖無しで腰も完全に伸びた垂直爺に進化している。
そう言えば、先日風の強い日に、交差点で信号待ちの私の耳に少女の悲鳴が響いた!
見ると、年の頃なら私の十分の一以下のまごうことなき幼女が、その若き母親と一緒に、風に飛ばされる空気風船(スティッチか?)を必死に追いかけながらの悲しい叫び!
風は想像以上に強く、スティッチ風船は親子の追跡をあざ笑うように逃げ切り、よりによってぎっくり腰治りきらぬ私の元へ転がり来る!
とっさに私は腰をおろし、砂押監督の猛特訓を受けた後の長嶋のように、自由を求め逃亡を謀ったスティッチ風船をナイスキャッチ!
こんなにもデズニ~が嫌いな私につかまったスティッチも不幸だが、それよりなにより、この間まで寝がえりもうてなかった私がナイスキャッチをしたことが凄い!!!
幼き少女のけなげさが私を動かしたのか、若き母親の魅力がナイスキャッチさせたかは定かではないが、いずれにしてもここにハイジがいたらきっと叫んだことだろう。
「クララがナイスキャッチした!!」
…語呂が悪いので、言いかえると「クララ大地に立つ!」
さらば、ガンタンク、ガンキャノン…そしてジオング。