2009年9月22日(火)

8:30
3連泊してた英国美人K嬢が、ついにこの朝旅立つ。
日本で先生をやってる彼女は、ワタクシの英語力のざっと5,000倍くらいの日本語力を誇り、おかげさまでこの連休、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。
一足早く出立する彼女と別れの法要、もとい抱擁……などするわけもなく、手を振ってかる~くサヨナラ、イッテラッシャイ~!
これはこれで少年少女のお別れのようでなかなか清々しい(奇妙な自画自賛)。

9:00
お別れからあっさり立ち直り、今日は最終会津。
それなりに出かける。
手始めに桧原湖畔で、昨日の水責めの余韻というか、残り火というか、名も知らぬ沼をカシャ。
イメージ 1


それからYHのペアレント氏に教わった、喜多方への旧道を試す。
これがまた低速コーナー(つーか、細いくねくね道)やらダートやら、対向車はぶっ飛ばしやがるわで結構スリリング、そして堪能、満足!
気のせいか、コーナリングが上手くなった気がする(気のせいである)。
細かいカーブが何度も江戸時代の旧米沢街道を横断しつつ、やがてよたよたと大塩裏磐梯のR459にたどり着いた。

10:30
さすがに昼飯には早いので、毎度おなじみの「夢の森」で温泉に入ろうとしたら休業!
ショックを隠せぬまま、だらだらと喜多方市街へ向かう残念温泉のワタクシ。

11:00
YHのP氏に勧められた喜多方ラーメン「はせ川」に到着…ありゃま大行列!
まだ11時というのに、連休中のラーメン者たちはすごい。
まあ、昨今は「朝ラーメン」というのもあるそうなので驚くことでもないらしいが。
このお店、「老麺会」非加盟の基本的に地元密着型らしいのだが、その旨さからクチコミで評判が広がり、最近は休日超行列とか。

一瞬通り過ぎてしまおうかとした行列嫌いのワタクシだったが、店のオヤジさんの駐輪場所案内にまんまとはまり、順番待ちノートに名前を書く。
呼ばれるのはいつになることやら…と思いきや、いきなり高らかに名前を呼ばれる!!
「一人」だったことが功を奏したようだ。
やはり、ツーリングもラーメンもソロに限るのう。
これがはせ川のチャーシュー麺だ!
イメージ 2

魚介の風味が強すぎる感のあるスープだったが、絶品のチャーシューとからまると実にいい感じ。
チャーシュー麺で大殺界…もとい大正解。
ちなみに、ワタクシの少し前に駐輪場に単車を停めて順番待ちしていた千葉のタンデム夫婦は、こちらが食べ終わって帰り支度している段階でまだ行列の中だった。

12:00
蔵の町、喜多方市街地散策。
これはレンガ蔵。
イメージ 3

お店はお醤油屋さんで、醤油の試飲などさせてもらいその旨さに驚愕したが、如何せん単車で瓶入り醤油を持ち歩くのはためらわれたため、購入は踏みとどまる。

こちら蔵造りのお寺、安勝寺。
イメージ 4


そして喜多方ならではの郵便ポスト(笑)
イメージ 5


…まぁ、喜多方蔵の町はこんなところか。
そう言えば、散策中に絵にかいたような「ゾク」(あれはHAWKⅡか?)数台が観光客渋滞の中をけたたましく走って行った(走るというより微速前進)。
男の子はすげーわかりやすいヤンキー面だったが、一緒に乗ってた女の子二人はお人形さんのように可愛い。
やはり不良はもてるのかのう??

それとそれと、ラーメン食った後にもかかわらず、再び「みょうにソースカツ丼が食べたい症候群」を発症する。
ワタクシ、トンカツもカツ丼も大好きだが、実はソースカツ丼ってのはあまり好みではない。
あの生温かい生キャベツとご飯の組み合わせがダメなのだ。
しかし、会津に来ると妙にソースカツ丼に心惹かれる。
会津の魔法だ。
しかし、案山子、その魔法の誘惑を振り切り、耐えたワタクシ!
偉いワタクシ!!
立派なワタクシ!!!
(腹減ってなかっただけか)

14:00
喜多方を離れ、山都へたどり着き、山都一ノ木温泉「いいでのゆ」で湯浴み。
のんびり、どろどろ。
喜多方うろちょろで体力を使い果たした上に温泉で暖まった体は、これ以上旅を続けることを困難たらしめた。

てなわけで、YHへの帰路についたが、またこれが寝ぼけてるのかどうなのか、再度旧道で帰るワタクシ。
そして失われる意識の中で、出逢えた桧原湖の写真、これが水責めの最終ショットか?
イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8


16:30
裏磐梯道の駅で一休み。
そこできれいなお姉さんが一生懸命売ってた「そばドッグ」を試す。
イメージ 9

うまっ!
超うまっ!!
激うまっ!!!(売ってたお姉さんが素敵だったからではない。)
ほかほかのパンと日本蕎麦の組み合わせがこれほどとは!?
…ま、少々しょっぱかったかもしれんが、間違いなくリピーターになるつもり満々。

17:15
YH帰着。
最後の夜は、Kさんもいないし静かな寂しい夜だった。
見かねたP氏が酒に付き合ってくれ、その後、遅くにチェックインしたご夫婦も一緒に熊と五色沼の話題で盛り上がった。

…気付けば就寝0:30(笑)