2009年8月14日(金)
6:30
軽い二日酔いを覚えつつ起床。
このままだとまた、ツーリングらしい写真が一枚も無いまま終わりそうなので、上から目線を一枚。
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すがすがしいバルコニーへ出ると、テーブルの下に昨夜のヘビトンボ。
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そうか、お前もこのユースホステルの一夜を一緒に過ごした旅人だったのか(絶対違うし)。
昨晩、お話しできなかったMajesty嬢とおしゃべり、強く北海道を勧められるが…長期で北海道行くには会社クビになるか会社がつぶれるかでもしないと厳しそう。

9:30
出発(たびだち、と読め)。
R115土湯を通り、そこからR459で安達ヶ原へ鬼女を見に行く予定。
ところがどっこいすっとこどっこい、土湯の道の駅で一休み後に出発したら、今来た道を逆走してしまった。
なぜか?…方向音痴だから。
てなわけで、無駄に走行距離ばかり伸ばしつつ、何やらおいしそうな十割蕎麦の看板につい誘われ、少し早い昼食。
十割蕎麦…とりあえず、おいしかった(とりあえず)。値段もぎりぎり許す(もりそば・800円)

12:30
予定よりだいぶ遅れて安達ヶ原の鬼女の眠る「黒塚」到着。
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観世寺(ここは鬼のように拝観料とりなさる)で鬼女の隠れ住んだ岩屋、血だらけの出刃包丁を洗った池、化杉、夜泣石、それらに群がる猫たちを鑑賞。
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13:00
安達ヶ原ふるさと村…これでよいのか村おこしと観光施設!?
ここでの見どころは、まず「母の愛」を表現した安達ヶ原の鬼女像
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…じゅうぶんこえーよ。
そして鬼女をモチーフに作られたふるさと村のキャラクター「バッピーちゃん」
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…落差でけー。
ちなみに、このバッピーちゃんは二代目で、初代は『目がいってて、ガングロで、包丁持っている』という、良い子が泣き出しそうな、まるでゆるくないキャラだったそうだ。
みてみてー。

14:30
ふるさと村を後に、桜と三春駒で有名な三春へ。
飛騨のサルボボなんかに目がないワタクシなので、きっと三春は町中が三春駒であふれているかと思いきや、さにあらず。
ふらりと立ち寄った三春駅で「三春特産三角揚げ入り蕎麦」てのに目がとまり、そういえば昼飯まだだなと注文、食す。

…ん?……あれ?
いや、昼飯食べてるじゃ~ん!?
だいぶボケているようだが、頼んだものは仕方ない、完食。
しかし巨大な揚げにかぶりついた際に、しみ込んでいた熱いそばつゆで口の中全面的にやけどした。
ますますボケが進みそうだ。

17:30
実は、何を隠そう前を隠そう、この夏休みは3泊4日の全てをこの裏●梯ユースホステルで過ごすのである。
この夜も、また豪華夕食を(昼飯二度食いしているにもかかわらず)楽しみ、夜にはビール飲みつつ、二日前に極大を迎え今や残りかすのみかもしれないペルセウス座流星群鑑賞。

桧原湖ママチャリ一周氏(昨晩の社会人氏と同一人物)、ドイツから来た大美人嬢、東京から来た韓国男性とは数個の流星ともっと多くの人工衛星を見ることができ、特にママチャリ氏は流星を見たことも初めてだったらしく興奮の嵐だった。
星が流れるたびに近くの林の中からも悲鳴が聞こえたところをみると、同じように流星鑑賞翌朝首痛い人々も多かったらしい。
夜空を見上げるのに疲れてバルコニーに戻れば、また宴会。
ドイツ美人のリクエストに応え、置いてあったフォークギター(おお、ユースホステルだ!)など持ち出すが、「いや~弾けないんですよね~」などと言いながら、本当に弾けないワタクシ、チョーかっちょ悪い。
しばらくギターは封印でござる。

こうして夜空に星の流れるがごとく裏磐梯の夜はふけてゆく。



↓P.S.初代バッピーちゃん、Web上で見つけた。(違反覚悟で)載せてみます。
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…こりゃ二代目に家督譲りますな~(笑)