女神に逢うために…伊豆３ 〈怒れる女神とのランデブー〉

2008/11/24月曜日

7:00　起床
この日の天気は予報によると、昼から確実に雨。
三連休の伊豆の三人の女神の一人は天気を司るが、とりあえず、朝の段階ではご機嫌が良いようだ。

8:45　またまた朝食おかわり後、Ｐ様に挨拶、ゆるゆると旅立つ。

9:10　飛蝗が騒ぎ出し、沢田公園露天風呂へ。

まだ天気も良く、風も弱く、他に客もおらず、最終日の朝の余韻をいやというほど堪能する。

10:00過ぎ　戸田
港付近で、話のタネに高足ガニでも食べるかと思いきや、その金額に目から「￥」マークがびよよよよ～んと飛び出し、断念。

戸田峠～修善寺付近を経て寒さにうちふるえ、11:45　伊豆のへそ道の駅で一休み。
いよいよ、天気の女神様がご機嫌斜めになりつつある。

12:30　まともな蕎麦屋でまともな蕎麦をまともな値段で食す。
文句はないが、伊豆と蕎麦はどうもイメージつながらん。
どうせならスマル亭とか行けば、安く伊豆を味わえたか？

あとは沼津からR246に入り、ひた走り。
14:00　ふじおやま道の駅で一休み中に、ついにどしゃ降りに。
もしかしたら女神が…などと直前まで思っていたが、すべてを洗い流すようなざざ降りに、昨今の天気予報の正確さ加減を思い知らされる。

土砂降りの中、モノの数キロも走らぬうちに246渋滞。いつまでたっても渋滞。
秦野や伊勢原の渋滞は覚悟していたが、松田に入る前からの大渋滞。
どうやら機嫌損ねたのは天気の女神様だけではなく、渋滞の女神様も一緒だったらしい。

雨がひどく、オーバーパンツ浸水。
続いて初日にホームセンターで買った激安ウインターグローブ撃沈。
はなからカバーなどつけていないブーツは、なかで水流が起こって靴下が洗濯されるほどの水没状態。
それらは我慢するのだが、寒さと、クラッチ握る回数の無尽蔵さ加減で左手の感覚麻痺。
いつもいつものセリフだが「背に腹は代えられぬ」とつぶやき、東名高速利用を決意。

15:50　二宮インターより東名へ…入るや否や事故渋滞。ああっ女神様！
それでも下道の渋滞よりは流れるし、なにより、完全に停車する回数は激減。
海老名SAでチキンチーズ串カツなど咥えつつ、もう後ろを振り向くこともなく自宅へ向けて一直線。
首都高速は使わなかったので、結局高速代は1,350円也。
「高い、辛い、楽しくない」から高速道路は使わないはずだったが、今回は高くもなく下道はもっと辛く楽しくなかったわけではあり、今後ケースバイケースでいろんなことを柔軟に考えましょかと反省。

19:00　水も大量に滴るいい男が御帰宅。

その後、風邪こそひかなかったが、体中の痛みに悩まされる。
…そうか、そうだった。
伊豆の三人の女神、「天気」と「渋滞」ともう一人が判明した。
腰痛の女神様である。

今回の旅
・総走行距離　609km
・平均燃費　34km/l
・総費用　28,525円
・旅の思い出　Priceless
・肉体的ダメージ　Big!

付録：西伊豆お薦めスポット

特に気になるのはこれでしょう。

写真見る限りたぶんここは男風呂。
もちろん私が入ったときには彼女たちはいない。

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もひとつおまけ
女神の怒りの中、カバーもかけられずに戦ったブーツが、約15年の生涯を終えられました。
合掌（長持ちしすぎ）。