11/2 日曜日
6:30起床、天気は良好、三連休の神に感謝。
朝食ご飯おかわり食べすぎの後、神戸発で高湯温泉へ向かうお嬢さんを見送り、自らも出立支度を整える。
ちなみにH氏他、写真組の人々ははるかに早い時間に旅立ち済。
尊敬。

YD250 に火を入れ、またがろうとした瞬間背中に痛みが…。
何を隠そう前を隠そう、私は腰痛持ちのサロンパスマンである。
ツーリング中、腰の養生には気をつけていたが、320km走行・深酒・慣れない豪華なベッドでの長時間睡眠が重なり、想定外の部分に負担がかかったらしい(笑)。

…いや、笑いごとではない。
あと二日、旅の空を単車と楽しまねばならぬのに、背筋痛めてはどうにもならん。
とりあえず、ゆっくりとストレッチ&腰痛体操。
急な動きは酒、もとい、避け、何事もゆっくりゆっくり、馬場か田上のように始動。

そしてR459のいくばくかのコーナーを無事やり過ごし、向かったのは道の駅「喜多の郷」の「蔵の湯」。
温泉でこわばった筋肉(+こわばっていない贅肉)を癒そうという魂胆。
初めて入ったが、500円でそれなりに「蔵の町」風情もありなかなか良かった。
気のせいか痛みも落ち着いたようだ。

写真は蔵の湯で出会った、素敵なニャー。
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さて、夕べH氏に進められた米沢へ向かうべくR121を北上し、上杉神社に着いたのは11:30。

まず腹ごしらえだが、米沢と言えば米沢牛、そして米沢ラーメン。
両方を楽しむ胃袋も財布も持ち合わせていない拙者、迷った挙句に「米沢牛焼肉ラーメン」1,350円でどちらも制覇することにした。

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…うん、まあ、こんなものか。
焼肉もラーメンもおいしいのだが、組み合わせは…微妙。
それでも満足は満足。

13:00 来年の大河ドラマ「天地人」に沸く上杉神社を参拝。
なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけりという、上杉鷹山公の教えに従い、うまそうだった「うこぎソフトクリーム」を食す。

13:30 これもH氏から勧められた白布温泉「西屋」に立寄入浴。

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狭くて古くて情緒たっぷりの掛け流し天然温泉は、素晴らしいの一言!
(ついでに、案内してくれたお姉さんも素晴らしいの一言!)

14:30 今回の山場、西吾妻バレーラインにさしかかる。
何を隠そう前を隠そう(もういいって)、昨年11月に大菩薩ラインのヘアピンで転倒して以来、左のヘアピンは超がつくほどヘタレとなっており、極力避けてきた経緯あり。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=634952198&owner_id=42357
↑(MIXI参加者はご覧下され)
地図で見てもヘアピンの連続であるこのバレーラインで、度胸づけと腕試しを目論んでいたわけだ。

おっかなびっくり走り出す。

ん?
ポツポツ?
…雨、雨だよ!マジっすか!?
おお、神よ、三連休の神よ。よりによってバレーラインでそのような試練をお与えにならずとも…、ま、いいや。ゆっくり行こう。

中速、低速のコーナーをいくつも、何とか無事クリアし、降りしきる雨の展望台で一休み。
なんだ、ヘアピンの連続ったってこの程度か。

…と、思ったら、地図のヘアピンヘアピン~はそのあとだった。
幸いにして後続車はおらず、普通の人は思う存分寝かしたり飛ばしたりするんだろうが、私の場合、思う存分基本に立ち返り、ゆっくり着実にコーナークリア、クリア、クリア…。

おお、意外に怖くない!(遅いだけ?)
そろそろ、超ヘタレから並のヘタレに復活できそう!
ま、元々が、スピード恐怖症で高所恐怖症で天才的な運動音痴の私であるからして、恐怖がなくなっただけでも良しとせねば成らぬ。
これからも、後ろに大名行列作るくらいのペースで安全にコーナークリアしてまいる所存なので、世の早いライダー諸氏、何卒お許しのほどを。(4輪には許しは請わない)

15:00 かろうじて無事にバレーラインを越え、桧原湖にたどり着く。
そしたら晴れ。神様の意地悪。
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時間も早いので、ふと巡り合った「桧原ふれあい温泉 湖望」に入る。
村人200円、旅人400円。
私は旅人なので後者の料金を払い、ほぼ二人でいっぱいになるような風呂でのんびり休む。
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今回のような貸切状態だと、たとえ家風呂と変わらないくらいの広さでも、高得点。
もっとも先の白布温泉のように、人がいっぱいでも高評価したい素晴らしい風呂もあるがのう。
ちなみに、この桧原ふれあい温泉は地味で狭いが、掛け流しということでボーナスポイント。

16:30 ユースホステルに戻る(連泊である)。
この日は前日よりさらに人が減り、同じく連泊のH氏、写真撮りに来てるオジサン、登山のお嬢さん(普段はTR250乗り)、YH初利用の登山のオジサン、私の5人であった。

人数少なければ少ないほど、一緒に話して盛り上がれる。
これがYHのいいところ。
YH初オジサンも、「こんないいところだとは思わなかった」と言ってた。

昨今のYHは飯もうまく、酒も飲めるし、部屋もきれい(もちろん例外は多々あろうが)。
相部屋や知らない人との交流にどうしても抵抗がある人は仕方ないが、YHってなんだか知らない若い人、昔のイメージで敬遠してしまう年配の人も、新しい気持ちでぜひ利用してほしいものである。
(もちろん、ワタクシ、協会の回し者ではあらしゃりません)

なお、ここ裏磐梯YHは、人が少なくて空きがあれば同じ料金で一人一部屋使わせてくれたり、この日も島娘に加え地酒もサービスしてもらい、至れり尽くせり。
超お勧めである(くどいが回し者では無い)。


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