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ひとつ前の記事に後日談があるわけではなく、これは次の日のことである。
(ちなみに、画像は本文と無関係)

関西出張、2日目の夜。
この晩は、神戸市内は三宮近くのビジネスホテル。

例によって、一通り仕事が片付いた後、クライアントと食事。
解散してさっさとシャワーを浴び、いつでも眠れる状態。

それなりにアルコールも入り、けだるい気分の中、ベッドに転がってテレビを見ていたらうたた寝してしまった。

ふと気付くと1時過ぎ。
いかん、ちゃんと寝ようと思い、テレビのリモコンに手を伸ばしたときだった。

「コンコン」
ベッドの横の壁を、多分隣の部屋の宿泊者にたたかれる。
確かめたわけではないが、壁をたたくなど、隣の部屋の人以外にありえない。
ましてコンコンだから、偶然ぶつかったとかではなく、意図的な抗議だろう。

たしかに、深夜にしては少々ボリュームが大きかったか。
特に見たい番組があるわけでなし、さっさと電源を切る。
明かりも消す。

お休みなさい。


・・・・・目が覚める。
また壁をたたいている。
コンコン、コンコン・・・私が聞いたのは2セット。
目覚める前に何セットあったかはわからない。

今度はテレビはついてない。
少なくとも文句言われるような事はしていない。
だから、ほっといて寝た。
その後、コンコンがあったかどうかはわからない。


翌朝、朝食をとりに部屋を出た。
私の部屋は3201号室。


壁がコンコン言ってた側には、部屋は無かった。