現代の人類の長寿を阻むトップの要因(ファクター)は「戦争」です。続くのが「がん」です。かつてトップだった「感染症」はワクチンの開発・普及で3番目になりました。是非、「がん」の克服を目指しましょう(戦争は絶対悪です)。
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難治がんの筆頭格、膵臓がんに向けた治療は、生存率がとっても低いにも関わらず、他のがんに比べ、進展が遅れたままとなっています。2020年3月に、「がん化 学療法後に増悪した治癒切除不能な膵臓がん」向けにオニバイドが承認されて以降、新たな治療薬は登場せず、空白期間が5年以上に及びました。ようやく昨年末、NALIRIFOX(ナリリフォックス)が承認申請され、今年後半には承認され、年末までには実践投入される見通しです(オニバイドも一次治療として承認申請)。
現在も主流となっているフォルフィリノックス、アブゲム(アブラキサン、ゲムシタビン併用療法)はいずれも2010年代半ばに承認されたもの。アブラキサン自体は2001年に切除不能乳がんに、ゲムシタビンは2010年に切除不能卵巣がん向けに承認された「お古」といっていい薬です。
新たに承認されるであろうナリリフォックスに期待したいところですが、「副作用が強い治療」であることに変わりはなさそうです。現在、全く視点の異なる、「副作用が軽微」な膵臓がん治療の研究、開発が急ピッチで進んでいます。
もうすぐです。現在、闘病中の方々、なんとか現状の標準治療の副作用を耐え抜いてほしいものです。
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