世界に激震!?インターフェロン刺激物質(STING)を送り込んで「がん絶滅」目指す治験開始 | 「がんは必ず完治する病気」となる日まで取材を続けるヒデさん日誌

「がんは必ず完治する病気」となる日まで取材を続けるヒデさん日誌

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出版物多数。
運動療法に注目中。がん治療大革命時代を追跡中。

 まさか、基礎研究段階から「ヒトへの治験」がこんなに早くはじまるとは…!。世界の製薬会社に激震が走っているはずです。

インターフェロンといえば、哺乳類が有する、ウイルスなど様々な病原体を瞬時に撃退してくれる自然免疫を活性化させてくれるタンパク質です。「薬品」としての開発が進み、大量生産によって、多くの抗がん剤、さらに「ネコの腎臓病治療薬」などにもなっています。

 このインターフェロンの活動をさらに活発化させる新たなタンパク質が近年、解明されており、それがSTING(stimulator of interferon genes)と呼ばれるものです。このSTINGをアゴニストと呼ばれる受容体と第一三共お得意のADC(薬物複合体)と呼ばれる技術で融合させ、がん腫瘍周辺に送り込む。近くに存在する好中球など自然免疫が、「マックス」で活発化し、がんを撃滅、死滅させることを狙う。

 将来的には、免疫チェックポイント阻害薬との併用でさらに効果大となるかもしれない。

 進行がん、転移性がんであっても、患者の本来の免疫力で、「体内のがんを死滅、全滅させる」。壮大で野心的な第一三共の試みが実を結ぶことを期待しています。がん治療はまさに日進月歩の進歩が継続。さらに大革命が次々と引き起こされる時代になりつつあります。

 

CancerWatch Now更新情報:第一三共が進行性・転移性固形がん向け、STINGアゴニスト抗体薬物複合体(ADC)の第一相臨床試験を開始ー11月25日 更新情報はこちらから