がんと診断された後の運動習慣が多くの種類のがん患者の死亡リスクを引き下げ、年齢やがんのステージなどの影響を考慮しても、運動量が多いほど生存率が高いという研究を世界最大のがん患者支援団体、米国がん協会(ACS)の研究チームが発表しました。その「数値」は想像をはるかに上回るものでした。
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(解説)「運動ががん患者の死亡リスクを下げる。運動量が多いほどその度合いが高い」。運動ががん患者の予後を大きく改善するとの研究が相次いで発表されています。こうした研究は、「研究母体」が誰か、何かが重要です。スポーツ団体だったり、スポーツ器具を販売する会社の団体組織などであれば、やはり「バイアス(先入観や偏りが入り込むこと)」がかかっている可能性があります。
運動、さらには食事など非薬物療法の効果は、製薬会社、さらには医療業界にとっても耳障りな話といえますが、あえて彼らの思惑を感じていながら、発表する…。米臨床腫瘍学会、そして今回の米国がん協会という、最も広範囲にがん患者のデータを入手でき、中立的な立場で分析できる組織が発表した意義はとても大きいといえます。
高額のがん治療薬が相次ぎ登場していますが、「運動」という「金銭負担がほとんどない」習慣が、よりがん患者の生死を分ける要素かもしれない!相次ぐ発表から感じられるメッセージをしっかり受け止めたいものです。
アメリカがん協会も「がん診断後の運動は多くの種類のがん患者の死亡リスクを有意に下げる」-2025年6月30日(「月刊がんでも生きる」購読者限定ページ更新:パスワードは「月刊がんでも生きる2025年5月号の最終ページのデザイナーフーズピラミッド下に記載されています。)
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