あまりに事態が大きくなりすぎて逆に民放などはほとんどスルーしている感じです。
小林製薬の紅麴サプリで深刻な健康被害が起きている件、一昨日(28日)、さらに76事例が調査されていることが明らかになりましたが、遺族からの問い合わせ例は170件に上っているとのこと。大幅に事例が増えているのに、小林製薬が直前まで報告しなかったことで、厚労省もさすがに激怒。武見大臣は「小林製薬に任せられない。進捗状況は厚労省で管理する」と会見で述べていました。
「服用は止めてください。体調に異変を感じた方は当社にご連絡を」という小林製薬のCМも中止。連絡しても小林製薬が公表を逡巡、もしかすれば「もみ消す」恐れまであったのですから、当然といえます。
疑われる死亡事例が5件から170件に上れば、通院事例も当初の1000件超どころではないはずです。人工透析が迫られそうな事例を含め、現時点での「詳細な全貌」を厚労省は明らかにすべきです。
昨日も触れましたが、カビが体内に入ることは中長期的にも深刻なリスクをもたらす可能性があります。最悪の病気に見舞われる懸念もあるといわざるをえません。小林製薬の後手後手の対応は許されるものではありません。
なお、カビが体内に入るリスク、昨年発行の旧版を含め、数千人の購読者はすでに熟知されているはずです。まだ把握されていない方は、下記小社リポートを是非、ご検討を(現在、品切れ中です。週末に再入荷します)
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