改めて奈良県立医科大学附属病院の院内での「携帯電話・スマートフォン使用ルール」を添付しておきます。2014年の厚生労働省の指針改定を受けてのもので、ホームページからも閲覧でき、「入院の手引き」などにも添付されているようです。
少なくとも、手術室やICUを有する中規模以上の病院で、「国の指針に反するルール」を設けることはあり得ないはずであり、「病院によっては…」「場合によっては…」などの情状の余地が入ることはないと思われます。
「話を盛る」ですか…。あの写真…、一般病棟であればなんら問題もなく、腑にも落ちるのですが…。「います」という「ing」ではなく、「いた」という「ed(過去形)」なら、違和感はなかったのですが…。病院側があえて「特別優遇」などという危険を冒すのは考えにくく、一部メッセージやコメントの声が、正解かもしれません(ルールを無視した形でも、臨場感がある方が反響の大きさが期待できますから…。今回の件で彼女のブログが一気にうさんくさい目で見られそうなのは残念な限りです)。
いずれにしても、「闘病」、とくに生死が関わることの多い「がん患者の闘病」に関しては、不特定多数の読者に誤ったメッセージとなる情報発信は許容できず、控えるべきと思われます。「信じる、信じないは自由」の次元ではないでしょう(タレントの醜聞くらいなら許容?いや、やはり済まない時代になりつつあります)。
下記が全国一律のひな型のようです。患者さん、まだ患者さんになっていない方、是非、ご参照を(スマホ、ICUでは決して使えませんよ!)。