下記は奈良県立医科大学附属病院の院内での「携帯電話・スマートフォン使用ルール」です。2014年の厚生労働省の指針改定を受けてのものです。ホームページからも閲覧でき、「入院の手引き」などにも添付されているようです。
健康保険制度の元締めの厚生労働省が提示した指針に「抗う(あらがう)」ことなど、日本の病院は到底無理で(あえて従わない科学的合理性もありませんが…)、「手術室、集中治療室での携帯電話、スマホ使用は禁止。電源を切ること(実際は、「持ち込ませない」の対応をとっている病院が多いようです)」は、全国一律のルールとみてまちがいありません。下記のように、入口に「使用禁止エリア」の注意マークをつけているところが大半とのこと。
ミミポポさんのケースは、「特殊ケース」?「違反ケース(ミミポポさんが悪いというより、許容している病院側の対応が不可解というしかありません)」といってよく、いずれにしても、全国の患者さん(まだ患者になっていない方も)は「使えるんだ」と誤解しないようにしましょう。
※今回の件、「おかしい」「ありえないのでは…」との趣旨のメッセージを寄せてくださった多数の読者さん(おそらく現場感覚のある医療関係者が大半のはず)に感謝します。彼女の「一線を超えた行為」は結果的に全国に、病院内での「携帯電話・スマホ使用ルール」を周知させることにつながりました。