往年の吉本トップタレント、坂田利夫さん、「老衰」で逝く、死因トップも82歳は… | 生死に直結!がん情報は最新が必須!「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

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日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 往年の吉本興業のトップタレント、「アホの坂田」で名をはせた坂田利夫さんが一昨日(29日)、「老衰」で亡くなったと、所属する吉本興業が昨日、発表しました。82歳でした。

 

 「老衰」はこの10年あまりで、この国で最も多い「死因」に一気に上りつめた死因です。2022年の速報値では、17万9500人と、ほぼ18万人が「老衰」で死去。ちなみに10年前の2012年は6万700人で、なんと3倍に膨れ上がっています。

 

 特定の疾患によるものではなく、加齢による「体の衰え」による死因とされる「老衰」ですが、実際は「肺炎」や「腎不全」など、長年、持病を抱えている方が少なくありません。

 

 通常は80代後半から90代、さらに100歳を超えるような方の死因となることが多い「老衰」ですが、坂田さんの82歳でのケースは異例といっていいでしょう。体内年齢はどうだったのでしょうか。2年前から高齢者向け施設に入られていたとのことで、体の衰えが相当早かったことがうかがえます。

 

 伝統的な「一発芸」の名人だった坂田利夫さん、お疲れ様でした。合掌。