東京は来週1日2万4000人?それでも医療従事者が3回目をあまり… | 2人に一人以上が患う大病!日本で唯一、がんの情報誌「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

2人に一人以上が患う大病!日本で唯一、がんの情報誌「月刊がんでも生きる」を発行するヒデさん日誌

日系報道機関、経済通信社トムソンロイターを経て情報会社営み
つぶやき中。英語と中国語はやや自信。がんや健康問題を15年以上、取材、出版物多数。海外、エビデンスを重視した最新情報満載の「月刊がんでも生きる」を発行中。ウォーキングなどがんの非薬物療法も探求。

 東京は来週の新規感染者予想が1日2万4000人ですか。ここまでくると、岸田首相、「1週間分の食料を買いだめして、家にこもってください!」と、全国レベルの緊急事態宣言を出すしかないのでは…?まあ、そうなると、また、全国民に一律、10万円の特別給付金出さないといけないので、できれば「節約」したいという算段でしょうか。

 

 ところで、昨日(26日)の時点での埼玉県の新型コロナワクチンの3回目の接種率は「1.7%」とのこと。埼玉県は全国的にみて、医療施設の少ない県ですが、それでも県民の5%強は医療従事者とされています。

 

 医療従事者向けには、先月初旬から3回目の接種が開始されており、今月半ばからは一部地域で、高齢者向けにも3回目の接種がはじまっています。それでもまだ、たった1.7%しか打つ方がいないのは、在庫量が多いとされるモデルナ製への「不人気」だけでは説明がつきそうもありません。

 政府は、在庫分に見合う1400万件程度の3回目の接種を見込んでいたが、昨日段階で、まだ約200万件しか打たれていないというニュースも本日、流れています。

 

 やはり大半が「現役世代」の医療従事者さんが、「まだ高齢ではない自分たちがオミクロンに感染しても、症状は軽微で済むのではないか。それより、6割、7割が熱発するなどして、数日休むこともあるワクチンの副反応の方を避けたい」と思い、ためらっている方が多いのではないでしょうか。

 

 まあ、かつてない感染大爆発が起きているこの国で、医療従事者が「感染」や「濃厚接触」だけではなく、「ワクチンの副反応」でも休まれたら、病院が機能不全になるでしょうね。

 

 いずれにしても、今回のオミクロンに対しては、国民向けのワクチン接種はまったく間に合わないので、岸田首相、ハラをくくるしかありませんぞ。来週から本格的に開設されるという大規模接種会場、この国の超蔓延状態を考えたら、リスクがかなりありそうです。みなさま、慎重な検討を…。